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内容説明
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「日本式ジョブ型」に飛びつくのはちょっと待って !
成果主義、コンピテンシー評価、職責・役割給、ジョブグレード・・・。
過去60年の「脱日本型」失敗と同じ轍を踏まないために !
人事担当者はもちろん、全ビジネスパーソン必読の書。
新型コロナウイルスの流行によりリモートワークが普及し、従来の働き方が成り立たなくなった。そこで「ジョブ型」を導入して、成果重視の人事制度に作り替えよう――。
日本企業が狂騒する「ジョブ型祭り」を、雇用ジャーナリズムの第一人者である著者は
「欧米の仕組みを付け焼刃で取り入れる愚策」と切って捨てる。
生半可な理解で人事制度“改革を行うことに警鐘を鳴らし、「本気で日本型を変えるために、雇用システム、そして人事というものを、隅々まで理解して、根治を目指さなければならない」と説く。本書では事例や統計などファクトをベースに、欧米各国や過去の日本の社会状況、人事実務を解説。
目次
はじめに 「ジョブ型」祭りに見る脱日本型、失敗の本質
1章 欧米と日本の雇用システムの違いをしっかり学ぶ
職務主義と職能主義の根源的な違い
結局「職務主義もどき」しか作れない理由
成果給で本当に変わったこととは?
今の時代にJDで細かく定義されたジョブなどありえない
どうして日本では新卒一括採用が廃(すた) れないのか ほか
2章 日本型雇用につきまとう5つの社会問題
ミドルが生きづらいのは日本だけ? その構造的な理由
50年間ずっと変えられなかった長時間労働
帰宅を阻む「二神教」社会
時短とはすなわち日本型雇用システムとの闘い
非正規雇用とは「過去の日本型」の安全弁 ほか
3章 人事の組み立て~脱日本型の解
キャリアの法則というものに気づいていますか?
リクルートの人事制度を総合商社がマネできない理由
重厚長大企業が「新たな血」を受け入れる方法
育成の基本は「成長の階段」を作ること
30年間空回りしたリーダー育成論争に終止符を ほか
終章 偏見で語る「人事の嗜み」
解説にかえて 日本的「ジョブ型」祭りへの鎮魂歌(レクイエム)
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