人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~

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紙書籍版価格 ¥1,870
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人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~

  • 著者名:海老原嗣生【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日経BP(2021/04発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296109272

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内容説明

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「日本式ジョブ型」に飛びつくのはちょっと待って !
成果主義、コンピテンシー評価、職責・役割給、ジョブグレード・・・。
過去60年の「脱日本型」失敗と同じ轍を踏まないために !
人事担当者はもちろん、全ビジネスパーソン必読の書。

新型コロナウイルスの流行によりリモートワークが普及し、従来の働き方が成り立たなくなった。そこで「ジョブ型」を導入して、成果重視の人事制度に作り替えよう――。
日本企業が狂騒する「ジョブ型祭り」を、雇用ジャーナリズムの第一人者である著者は
「欧米の仕組みを付け焼刃で取り入れる愚策」と切って捨てる。

生半可な理解で人事制度“改革を行うことに警鐘を鳴らし、「本気で日本型を変えるために、雇用システム、そして人事というものを、隅々まで理解して、根治を目指さなければならない」と説く。本書では事例や統計などファクトをベースに、欧米各国や過去の日本の社会状況、人事実務を解説。

目次

はじめに 「ジョブ型」祭りに見る脱日本型、失敗の本質

1章 欧米と日本の雇用システムの違いをしっかり学ぶ
職務主義と職能主義の根源的な違い
結局「職務主義もどき」しか作れない理由
成果給で本当に変わったこととは?
今の時代にJDで細かく定義されたジョブなどありえない
どうして日本では新卒一括採用が廃(すた) れないのか ほか

2章 日本型雇用につきまとう5つの社会問題
ミドルが生きづらいのは日本だけ? その構造的な理由
50年間ずっと変えられなかった長時間労働
帰宅を阻む「二神教」社会
時短とはすなわち日本型雇用システムとの闘い
非正規雇用とは「過去の日本型」の安全弁 ほか

3章 人事の組み立て~脱日本型の解
キャリアの法則というものに気づいていますか?
リクルートの人事制度を総合商社がマネできない理由
重厚長大企業が「新たな血」を受け入れる方法
育成の基本は「成長の階段」を作ること
30年間空回りしたリーダー育成論争に終止符を ほか

終章 偏見で語る「人事の嗜み」

解説にかえて 日本的「ジョブ型」祭りへの鎮魂歌(レクイエム)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

12
熱くて理解の進む人事本。私は日本型雇用制度が悪いとは思っていない。むしろ、日米欧の制度を客観視することで、中途半端に輸入した概念を切り分けて、日本の中小企業に最適化したシステムを見通せないかという読みは当たった。わかりやすい。職能vs職務の理解と、企業の持つ性質によるキャリアのタイプ分けで、ずいぶんすっきりした。大企業を念頭におく解説だが、零細企業にもじゅうぶん解釈流用可能だ。年功序列万歳。この考え方があれば、世間の流行りメソッドに振り回される無駄は無くなるだろう。役所の押し付けに惑わされる無駄もまた。2021/11/27

tkokon

5
【ジョブ型なるもの】ジョブ・ディスクリプションを作って、社員の「役割」定めて、「役割」毎の給与を定めたら、社員の役割と責任が明確になる。と無邪気に考えている「昭和のおじさま」が何と多いことか。ジョブ型に移行するとは「何を得て、何を手放すか」を突き詰めるということ。日本企業は、社員のロイヤリティや、社員を会社都合で異動させることや、それを通じて社員が育つこと等、今の制度のメリットを本当に手放すのか?それが本当に正しい事か?制度設計・運用の常として「良いとこ取り」は破綻する。本書はそのことに気づかせてくれる。2021/05/05

僕です

4
プロダクト側だったり業務側だったりのDXだ。デジタル化だ。カスタマーサクセスだ。アジャイルだ。みたいな流行ワードの取り入れの失敗事例はよく聞いていたが、人事側も同じことが起きているんだなと確認。知らないままふんわりしゃべる人にならないためにあらゆる知識と止まらない思考が大事。2021/06/30

しゅー

4
★★★各国比較のデータや図表が充実していて、ここまでの著者の集大成と言えよう。「ジョブ型」の議論が盛んだが、「ポスト」の数が厳格な欧米型の雇用と日本のそれではジョブの概念が異なる。日本には「JD神話」が根強いが、実は欧米の職務記述書なんて曖昧な記載だらけなのだ。そもそも強力な人事権は手放さずに、ジョブ型への移行を考える日本企業はナンセンスである。欧米の「二つの世界」をごっちゃにして、あちらの非エリートの働き方を全員が「階段を上る」日本人に当てはめるから苦しくなる。「帰宅を阻む『二神教』」は身につまされた。2021/06/24

per-sona

2
「登り続けなければいけない」モヤモヤが晴れたかんじ。 仕事にやりがいを「感じなければならない」働くなら「成長しなければならない」 いや、仕事の比重はそれぞれでいいよね。 これを実現したいな。 行き着くところはやっぱり「己の価値基準」2021/06/12

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