こう見えて元タカラジェンヌです

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¥1,870
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こう見えて元タカラジェンヌです

  • 著者名:天真みちる
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 左右社(2021/04発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784865280135

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内容説明

抱腹絶倒間違いなし!たそ・タンバリン・天真が通る!?花の宝塚ライフ!

清く正しく……おもしろく!?
100年以上の歴史を持ち「清く、正しく、美しく」をモットーに女性たちが歌い踊る宝塚歌劇団。その美しさでファンを魅了するスターの隣には、角刈りの車引き・モヒカンのチンピラ・麻薬密売人などクセの強いおじさん役で唯一無二の存在感を発揮した名コメディエンヌ「たそ」の姿があった……。
一次敗退の翌年のタカラヅカ合格、先輩スターに囲まれ興奮の入団と次々にのしかかる試練、奇跡のSMAP×SMAP出演で「タンバリン芸人」になったエピソードなど、音楽学校入学から宝塚歌劇団卒業まで15年の月日をコミカルに描く。
「宝塚に新ジャンルを築いた」と言われた伝説の元タカラジェンヌによる、誰も知らない爆笑宝塚エッセイ。

目次

◆もくじ
ごあいさつ
第一幕
第1場 偉大なるタカラヅカを凡庸な私が目指したキッカケ
第2場 リベンジを誓ったたそが、まずしたことは……
第3場 いよいよ聖地宝塚へ!「凶」のおみくじが招いた負の連鎖!?
第4場 タカラジェンヌの卵、決意の断髪式
第5場 春の陽気と眠気とタイガーバーム
第6場 ハンドメイドジェンヌ~ワクワクさんの教え~
第7場 祝90周年!アニバーサリーイヤーの幕開け
第8場 10年に一度の宝塚大運動会~奇跡のイス取りゲーム~
第9場 タカラジェンヌのてっぺんを目指せ!決戦の試験日
第10場 試験結果を存分に活かせ!涙の文化祭
第11場 涙の卒業・涙涙の初舞台
第12場 ダンスにもそういう呼び方があるんだね!チェイサー……
第13場 運命の配属式。振り分けられた先は……花組!!!

第二幕
第14場 いよいよ花組公演スタート!~最下級生の仕事~
第15場 初めて髪の毛を染めた日
第16場 トップスター退団公演の思い出
第17場 新人公演の試練!~おじさん役者への道~
第18場 「巨匠」との出会い:序
第19場 人生の岐路~小劇場選抜落ち~
第20場 情報量の多いおじさん選手権
第21場 史上最悪の出来事~初めての見せ場~
第22場 3.11と宝塚歌劇団
第23場 初めてのセンター歌唱&魅惑の新トップ・蘭寿さん登場
第24場 「格好良い」と「イロモノ」の間~関西弁の壁~
第25場  巨匠との出会い:破
第26場 おじさん役者に与えられた試練~絶世の美女~
第27場 奇跡のスマスマ出演、そして蘭寿さんの卒業
第28場 新トップスター・明日海りおさんとの出会い
第29場 中間管理職のブルース・おじさん役者への道ビジュアル編

フィナーレ
第30場 卒業への決意
第31場 はいからさんの一族
第32場 巨匠との出会い:Q
第33場 天真みちる「ザ・ラストデイ」

さよなら皆様
付録 タカラジェンヌ・天真みちるのあゆみ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真香@ゆるゆるペース

134
図書館本。宝塚の元男役、天真みちるさんの宝塚音楽学校の受験から卒業までのエッセイ。軽快でテンポの良い文章で楽しかった!どのページを開いて読んでも面白いし、いろんなエピソードがすごい自虐的に書かれているけど、見えない所では相当な努力を重ねたり大変な思いをされたのではないかしら。宝塚を趣味にできるのは経済的にも時間的にも余裕のある人だけで自分には無縁の世界だと思っていたけど、だいぶイメージが変わって以前よりもとっつきやすくなったかな。著者の持ち前の明るさと前向きさに、元気をもらえる一冊。2022/01/19

ばう

74
★★★ 在団中はあくの強い役で存在感を見せ、舞台の外では知る人ぞ知るタンバリン芸人として名を馳せた(知らない人は知らない)愛称たそさん。彼女はただの面白い人では無く、真摯に役作りに励み、常に感謝の気持ちを忘れない努力の人だという事です。だからこそ皆に愛されているんですね。とは言え本書は絶対外で読んではいけません。何度呼吸困難になるまで笑ったことか…。先生方、トップさん、大先輩の方との逸話はどれも印象的でした。とにかく全編宝塚愛に溢れた一冊。宝塚を知っている人は勿論知らない人にも是非読んで頂きたい本です♡2021/06/06

ぶんこ

56
宝塚観劇から年月がたちすぎて、トップスターのお名前が誰もわからなかったのが寂しかったです。天真さんがご自分のキャラを確立していく努力が素晴らしい。またその過程で協力するトップスターさんが、真っ暗な公演後の舞台を天真さんに体感させるために、許可を取り、連れて行くのには驚きとともに感動しました。他にも衣装、床山さんなど裏方さんにも愛されているのがうかがえて、つくづく人徳のある方なのだと思いました。また役作りで自腹で美容院でヘアカットやセットをするのにも驚きました。一人ひとりの方の切磋琢磨の集大成の宝塚でした。2021/12/17

tulip

48
タカラヅカでおじさん役を極めた著者。いつだったか、TV出演されていたのを見て、興味津々で読みました。宝塚受験から引退するエピソードまで、波乱万丈、抱腹絶倒のエッセイ。でも、何だかんだ言ってもタカラヅカの方は、とてつもない努力の人です。尊敬します。2022/07/17

りんご

46
表紙!たまらんね。ヅカの世界はきっとすごく厳しい。その何年間を(ああ、やり切ったな)と思った人のエッセイなんだから面白いに決まってるね。同期のオリジナル語が生まれたエピソードが、ホントまさに青春!取るに足りんお話だけど、私にはビリビリきます。2024/01/26

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