集英社文庫 吸血鬼はレジスタンス闘士（吸血鬼はお年ごろシリーズ）

著者名：赤川次郎【著】

集英社（2021/04発売）

• ISBN：9784087442090

内容説明

戦時の活躍から『レジスタンスの英雄』として知られるフランス元外相が、来日中にジョギングをしているさなか皇居のお濠に転落した。クロロックに救出された彼は、何者かに突き落とされたと訴えるが、厳重な警備で不審な人間を見たものはいない。だが正統な吸血鬼でふしぎな力を持つクロロックにだけは、彼の背後にこの世ならざる姿が見えていた…。表題作ほか、大臣暗殺計画に巻き込まれロープウェイで宙吊りに!?　クロロック父娘絶体絶命の『吸血鬼地獄谷を行く』、白昼の交差点に暴走車が突っ込み、子どもを助けたエリカは病院で犯人の男と鉢合わせてしまい…『吸血鬼、交差点に立つ』の二編を収録。今回も、吸血鬼父娘が怪事件を華麗に解決！

目次

吸血鬼はレジスタンス闘士
吸血鬼地獄谷を行く
吸血鬼、交差点に立つ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[白雪ちょこ]

久しぶりの吸血鬼シリーズ。 表紙のデザインが、おしゃれで可愛らしい。作者、赤川次郎が得意の戦時中などが舞台となっており、短編集の全3話となっている。安定の面白さで、サクサクと読むことができた。 エリカがあんまり活躍しているようには思われず、亡霊や因縁など、ファンタジー チックな要素が、ふんだんに詰め込まれていた。 涼子のヤキモチはいつも通り(笑) 暇つぶしなどにもおすすめ。

2023/07/16

[coco夏ko10角]

吸血鬼シリーズ。今巻もサクサクと、面白い。『吸血鬼、交差点に立つ』がよかった。二話目で「吸血鬼が霧を呼ぶことができる」←そんな力もあるんだったっけ？すごい。　吸血鬼はレジスタンス騎士/吸血鬼地獄谷を行く/吸血鬼、交差点に立つ

2021/12/06

[RASCAL]

22年の「ナツイチ」本なので手に取ったが、ものの1時間ほどで読了、大変失礼ながらわざわざ読むほどのものでもなかった。

2023/04/14

[小春日和は秋]

赤川次郎さんの吸血鬼シリーズです。エリカの活躍がもう少し見たかったかな。

2021/02/23

[ハリネズミ]

吸血鬼は霧も作れるし催眠術もかけれるし、体力あるし最高ですね

2023/02/23