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内容説明
地理、観光、名物、特産、ご当地あるある――自宅で気軽に日本一周! あなたはこの物語の意味、わかりますか――? ●愛媛名産の果物をテーマに連載小説を書いて欲しい。この依頼を受けて五十年経ったが、一向に最終回に辿り着かない。 ●今年は八百万の神も一斉には集まらない。県をまたいでの移動は自粛し地元だけで開催。「結局いづものメンバーだな」 ●魚を捕まえるだけで稼げる仕事がある。そんな話を鵜呑みにしたのが良くなかった。気づけば私は鳥の姿になっていた。 ●「田沢湖は年々深くなっているらしい」噂の真相を調査しに行った研究チームからの報告が、今朝ブラジルから届いた。……など、子どもも大人も虜にする、日本津々浦々の82話を収録。物語の解説&他の物語は、ぜひ本書でお楽しみください! 【目次】地球の観光名所/惑星まりも/雪まつりの中の人/世界を変えるリンゴ/せいかんトンネル/真・わんこそば/二枚タン/泣く子/深すぎる湖/蝉岩/駒の赤ちゃん など
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
63
このシリーズ2冊目。旅する・・知っていることは多くても、行ったこと・見たこと・食べたことは、そうそう多くない。そうそう、あるよね~という感じ。それが、ちょっとひねりを利かせた54文字のショートショート集。行ってみたくなるっところが、いくつも出てきた。2021/11/23
あつひめ
24
限られた文字の中に名産品や特徴やときにはダジャレをサラッと入れてしまうなんてすごい。南の方はあまり馴染みがない私でも旅をしてる気分だった。日本はステキたところがいっぱいとあらためて感じた。小学生低学年にちょっと読んであげたくなる。自分でも読めるだろうけど寝る前の読み聞かせにいいなぁ。面白い本と年のはじめに出会って良かった。2024/01/03
小梅さん。
16
54字の中に色々詰まっていて、よく思い付くなぁ。すごい。 日本各地の名産が色々出てきて、旅心が刺激される。 宇宙規模の作品もあって楽しい。未来はそういう感じになるかなw 「解説」は、ちょっと蛇足感があるけどね。(ほぼ流し読みw) その下にちょこっとある「54字におさまらない」のコーナーの方が興味深くて面白かった。2021/07/12
♡ま か ろ ん ✽.。
15
短い物語が54字で書いてある「54字の物語」。物語を読むだけだと意味がわからないけど解説を見て納得する。私は、関東地方の「幻の猿」というお話がお話だけで納得し特に面白かった。2022/01/16
咲穗
12
54字で47都道府県を紹介するプチ小説。 フィクションも混ざりつつ、ちょっと笑える感じ。 観光ポイントとかも紹介されるので役にたつこともあったり。 なんで54字なんだろ…ってのは気になるところだけど2022/01/02