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内容説明
なぜ神々は傍若無人に振る舞うのか ?
信じるだけでは救われないのか ?
多神教から一神教、東洋宗教、無神論まで、
神話を切り口に、宗教の歴史と今をやさしく解説。
人気の著者の書き下ろし。
なぜ古代の神々は浮気性で闘争心が強いのか。
全知全能の絶対神はいつどのように生まれたのか。
なぜ神は人間に苦難をもたらすのか。
なぜ東洋では神頼みせず黙々と修行するのか。
なぜ現代に反知性主義が跋扈するのか……
誰かに話したくなる一生ものの教養が身につく。
目次
●序章 神話と宗教の歴史 概観
PART I 多神教の神話
●1章「英雄の竜退治」神話
●2章「豊穣と冥界下り」神話
●3章「天界の王権交替」神話
●4章「神々の浮気」神話
●5章「苦難の英雄」神話
●6章 「トリックスター」神話
PART II 一神教の神話
●7章「出エジプト」神話
●8章「天地創造」神話
●9章「アダムとイヴの失楽園」神話
●10章「ノアの洪水」神話
●11章「悪魔との闘い」神話
●12章「贖罪のキリスト」神話
●13章「 神の子イエスの奇跡 」神話
●14章「 大天使との夜の旅」神話
PART III 東洋宗教の神話
●15章「シッダールタ王子の精神修行」神話
●16章「久遠のブッダ」神話
●17章「極楽世界への往生」神話
●18章「曼荼羅のコズミックパワー」神話
●19章「文字では伝わらない」神話
●20章「ヴィシュヌとシヴァ」神話
●21章「祖先と神仙」神話
●22章「穢れを祓う大祓」神話
PART IV 神話と宗教の現代
●23章「来世」神話の行方
●24章「奇跡」神話の行方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんけんだ
16
題材は面白いが、読みにくかった。2021/05/01
大先生
11
著者は「自分で言うのも何だが、かなり面白い本が出来上がった」と自画自賛していますが、私の感想は【情報量が多すぎて通読には不向きな一冊】でした(苦笑)。まず序章は読むとして、その後は①多神教の神話、②一神教の神話、③東洋宗教の神話、④神話と宗教の現代と分かれているので興味あるところだけ読むのがいいかもしれません。④のキリスト教ファンダメンタリストたちの「反進化論」の話は興味深いので、もっと掘り下げてくれても良かったように感じました。2022/03/25
CD
2
トータルで見ると読みやすいが、難しい文章もあり、結構深い内容もあり、情報もたくさんあり、教養といえるレベルの本です。新書は2~3時間で読むと聞いたことがありましたが、読んでる途中に寝たりもして、倍くらいかかった気がします笑 面白かったです。とくに仏教のなんたるかが2024/06/02
Go Extreme
2
多神教:英雄の竜退治 豊穣と冥界下り 天界の王権交代 神々の浮気 苦難の英雄 トリックスター 一神教の神話:出エジプ―ユダヤ 天地創造―多神→一神 アダムとイヴの失楽園―原罪 ノアの洪水―審判 悪魔との闘い―ゾロアスター教 贖罪のキリスト―キリスト教 神の子イエスの奇跡―福音書 大天使との夜の旅―イスラム教 東洋宗教の神話 シッダールタ王子の精神修行 久遠のブッダ 極楽世界への往生 曼荼羅のコズミックパワー ヴィシュヌとシヴァ 祖先と神仙 穢れを祓う大祓 神話と宗教の現代:来世神話の行方 奇跡神話の行方2021/04/28
muji
1
かなり読み応えのある一冊。 世界の神話から宗教を読み解いていく。 東洋、西洋、それぞれの世界の創世神話には共通項があったり、その土地の考えが織り込まれた物語となっていることがわかって興味深かった。 特に仏教の章は、これまで身近なのによく知らなかっただけに面白かった。 これから洋画とかSF映画、絵画やファンタジー小説まで。神話との共通項が見つかるともっと楽しめるようになりそう。 たまには普段読まないジャンルの本を手に取るのも大事だなあと実感した一冊になった。 2024/06/30
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