角川学芸出版単行本<br> 気候を操作する 温暖化対策の危険な「最終手段」

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

角川学芸出版単行本
気候を操作する 温暖化対策の危険な「最終手段」

  • 著者名:杉山昌広【著者】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • KADOKAWA(2021/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044006112

ファイル: /

内容説明

大気中のCO2を直接回収、成層圏に微粒子を撒いて太陽光を遮る……最先端の温暖化対策は、「人類が気候を操る」レベルまで達している。世界で話題沸騰の技術の概要・効果・危険性について、日本の第一人者が解説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽてち

30
ポン・ジュノ監督の映画『スノーピアサー』は、地球温暖化対策が裏目に出て地表が雪と氷で覆われてしまった未来を描いた。本書のタイトルからそんな連想が働いたが、“気象工学”について至って真面目に解説した本だ。CO2除去・地域的介入・放射改変など平易に解説されているが、まったくの門外漢であるぼくにはそれでも理解が及ばない部分もあった。2050年までになんとかすると言うが、本当にできるのだろうか? 地球に未来はあるのか?2021/06/11

yyrn

20
人間の活動のせいで地球は温暖化しており、このまま放置すれば2050年までに平均2℃上昇すると考えられていて、北極の氷がすべて消失するというショッキングな予測さえあると聞いて対策が急がれると思ったが、それに反対する国や環境保護団体がいるのは、その方法に課題があるからだとこの本は教えてくれる。CO2をそもそも発生させない方法には後進国が反対し、すでに放出されたCO2を除去する方法(①海洋肥沃化、②二酸化炭素回収貯留(CCS)、③CCS付きバイオマス・エネルギー)には多額の費用と効果が不明な点が問題で、⇒2021/06/24

takao

2
ふむ2022/11/01

Yasuhiro

2
図書館本2021/11/23

Toruo555

2
人工的なCO2回収(バイオマスCCSはいいかも)や成層圏にエアロゾルを散布し気温を下げる方法など。 タイトルの「気候を操作する」と言うのは主に日照をカットする後者の話。人工的に気温を下げられるが、やめた後の反動がでかいらしい。当然地球全体に影響するので国によって気候ガチャになる。でも背に腹はかえられぬ状況になれば禁断の手段として使う未来が見える。。。2021/09/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17634315
  • ご注意事項

最近チェックした商品