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内容説明
大陸の動乱や諸外国の圧力に常に晒されるという半島的性格を持ちながら、二〇〇〇年の歴史を紡いできた朝鮮。建国神話から日本による併合まで、その歩みを通覧する、入門書に最適の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぃ
22
朝鮮半島の古代から日本による「韓国併合」までを記した歴史書。北方からの脅威に常に晒され、不定期にやってくる倭寇に悩まされ、近代では列強にも狙われる半島の歴史はまさに激動。その時々の日本との関わりを書いてくれているので、朝鮮半島史としてはもちろん日朝関係史としてもわかりやすい。朝鮮時代のこと、一度じゃ頭に入らなかったけど、ざっと流れが掴めて韓国宮廷ドラマが楽しめるようになるかも!近代史は胸が痛むけど目を逸らさずちゃんと知りたい。対馬にも興味を持った。高校で暗記科目に過ぎなかった世界史、学び直したい…!2021/08/13
新父帰る
8
2021年3月初版。朝鮮の歴史を通して読むのは、初めてだ。この頃は韓国の時代劇を観て、時代背景を知らないとなかなか理解することが出来ないので、紐解いてみた。この本はとても分り易く書かれている。著者は済州島の生まれであるが、日本の大学で教鞭を執っている。私が特に関心があったのは何故、朝鮮は近代化に後れを取ったかである。その個所は率直に、謙虚に書かれていて好感が持てた。現在の韓国の偏狭で、捏造された、反日色の強い歴史教科書とは雲泥の差だと感じた。勿論、日韓併合には批判的であるのは論を待たない側面も事実ある。2022/10/26
井汲
0
日本史を学ぶにもその時々の隣国の状況を意識して然るべきと思い朝鮮半島史に手を出す。▼建国神話から三国時代、統一新羅、後三国、高麗、朝鮮、大韓帝国、そして日本への併合へ。半島の歴史的推移を把握する基本的な一冊として手元に置いておきたい。▼激動の19世紀では西洋科学の受容や体制の改革が果たされず近代化の機会を逸したことへの嘆きが文中随所に窺える。▼新羅では鶏が神聖な動物であり、日本海(東海)でつながる能登や山陰に鶏や卵を食べない習慣があるという(第一章)2022/01/24
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