日本経済新聞出版<br> AI経営のリスクマネジメント

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日本経済新聞出版
AI経営のリスクマネジメント

  • 著者名:寺嶋正尚【編著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 日経BP(2021/03発売)
  • ポイント 30pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532323660

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内容説明

【ケース】
 貴社は、高額なAIエンジンを購入し、導入した。主要な機能は需要予測機能だ。しかし実際に動かしてみると予測はまったく当たらない。その判断にしたがって経営した結果、巨額の損失が発生した。ベンダーに問い合わせたところ、貴社が用意したデータに問題があるそうだ。さて、この責任は誰が負うのか?

 これは架空のストーリーです。しかしこれからの時代、こうした事例がどんどん発生することが想像されます。
 ビッグデータの時代、企業はさまざまなデータを容易に入手できるようになりました。そしてそのデータを使用することで、自社にとって最適な解を導き出すエンジンを手に入れました。いわゆるAIでです。
 しかしAIは、製品として提供されているものの、そのロジックやアルゴリズムは企業秘密とされブラックボックス化されており、導入した企業側にその仕組みは開示されません。

 そのエンジンで何が行われているのか? 果たしてその解は本当に最適なのか? それを信じていいのか? どのように判断すれば良いのか? AIが判断ミスを犯した場合、責任は誰が取るのか?

 本書は、上記のような問題意識をもとに、AI経営のリスクマネジメントについて技術的、法的、ガバナンス的観点から論じます。
 AIの意義を十分に認めつつ、そのリスクをきちんとマネジメントすることの必要性およびその方向性を具体的に解説する画期的な書です。

目次

第1部  概 論
 第1章 AI経営とリスクマネジメント

第2部  AI経営の現状及び取り巻く環境
 第2章 AI経営の展開事例
 第3章 AIベンダーの動向
 第4章 AI経営に関する法規制・ガイドライン

第3部  AI経営のリスクマネジメントの実際
 第5章 AI経営のリスク
 第6章 技術的視点から見たリスクマネジメント
 第7章 法的視点から見たリスクマネジメント
 第8章 ガバナンスの視点から見たリスクマネジメント

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
AI経営とリスクマネジメント:AI定義の曖昧さ AI導入比率 AI経営の現状及び取り巻く環境 AI経営の展開事例:業界別動向 利活用の裏に潜むリスク AIベンダーの動向 AI経営に関する法規制・ガイドライン:環境分析の枠組み 法体系の整理 国によって異なる規制の現状 AI経営のリスクマネジメントの実際 AI経営のリスク:サービス・オペレーション・ステークホルダー 技術的視点 法的視点:知っておくべき法律 リスクが顕在化した際のマネジメント ガバナンスの視点:方向性 枠組み 具体的方策 経営者の立場から2021/04/12

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