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内容説明
本書は、タイトルにもあるように、『7つの習慣 成功には原則があった!』においてスティーブン・R・コヴィー博士によっても説かれているビジネスにおける「信頼」の大切さと必要性、そしてその構築の方法を、スティーブン・M・R・コヴィーが事例を交えながら分かりやすく体系化したものです。「信頼関係」は自ら構築できるものであるとした、M・R・コヴィーの提言は各界の著名人を含め、多くの人の共感を生んでいます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜長月🌙新潮部
44
誰しも信頼されたいと思うし、また信頼できる人についていきたいと思うものです。信頼は持って生まれたものではなく自分で築くものです。こうしてみると信頼は主観的な、何となくあやふやなものではなく誠実さと能力によって客観的に存在するものと言えるでしょう。人を信頼することでいろいろな事がうまく楽に進むことになります。ビジネスで言えば相手を信頼するほどコストが安くなります。ただし、そこに盲目的信頼を置くと騙されやすさにつながってしまうので判断力を持った賢い信頼が重要となるのです。2017/06/10
エリク
31
信頼がコストを下げ、スピードを上げる。 素晴らしい本です。 人生のバイブルにすべき本。2020/01/01
bookreviews
7
信頼には人格(誠実さ・意図)と能力(力量・結果)という2つの要素が作用している。この両方が不可欠。誠実あるいは正直と思う人であっても、結果を出せなければ完全に信頼することはないだろう。もちそんその逆も言える。 信頼の預け入れは、大きなバケツに一滴ずつ水を垂らしていくようなもの。それに対して引き出しは、特に多額となると「そのバケツを蹴飛ばす」ようなもので、たった1つの行動によってすべてを失う。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/TheSpeedOfTrust2024/01/07
GASHOW
5
日本人は、他人を信頼しやすい。中世で諸外国では商売は、卑しいことだった。日本でも商人は、卑しい身分とされながらも、信頼の取り引きが行われていた。日本は信頼のベースが高い。権力に従属してきた集団と考えると納得しやすい。信頼の無い国の人からみた信頼の力は偉大なんだろう。それを感じた。2018/04/04
nob
4
信頼してもらうには信頼に足る人間であること、そのためにはまず、自分との約束を守ること。他者を信頼して裏切られるリスクより、信頼しないことによるダメージのほうが遥かに大きい。社会は人々の信頼のうえに成り立っている(グローバル社会ではなおさら)。警察や法律は補助的なものに過ぎず、ルールは人格の代わりにはなり得ない。「信頼=スピード」である。2014/09/18