内容説明
ニューノーマル時代の必須スキルを鍛える、超合理的メソッド!
社会人の英語学習では、「何に集中し、どこで手を抜くか」が重要だ。仕事で使うのであれば、「話すこと」でなく「聞くこと」の訓練に注力する。また「日常会話」でなく「専門用語」を、「翻訳」ではなく「丸暗記」の技術を習得すべきだ。著者が長年の経験で得た、専門家同士のやりとり・会議での討論・英文読解・メール作成などに役立つ、超合理的勉強法!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kiyoshi Utsugi
35
野口悠紀雄の「『超』英語独学法」を読了しました。 英語学者が語る英語の勉強法ではなくて、英語ユーザーが語る勉強法なので、これなら自分でも出来るのかもと思えるものが多々書かれています(といっても、時既に遅し)。 珍しく、この本の中に書かれていたことをやってみようかと思いました。 中でもよいと思ったのは、「英語を聞く練習のためのリンク集」でした。 それと、この本を読んで初めて知ったのですが、「試験によくでる英単語」の著者である森一郎は、日比谷高校時代、野口悠紀雄の担任だったことがあったのですね。2022/08/31
ジョンノレン
7
例の通り、実戦的で実証的な野口「超」本。学ぶ対象や学び方が異なって来るので、先ずは学びたいと思っている自分を見つめて、その目的をそれなりに突き詰める事が大切と説く。次に単語・文法・読解等の分解型で 、かつ結局のところ専ら日本語脳を活性化させてきた本邦の英語教育のことはひとまず忘れて、「聞くこと」と「丸暗記」に力点を置く。そしてその際に、日本語に訳すことも忘れて、英語でそのまま理解する様に努める事で、英語脳活性化に導く。この辺りが肝で、参考題材やネットツールも多数提示してくれている、とてもありがたい本です。2022/05/31
夏野菜
5
超整理法で有名な著者が長年かけて自ら得た英語の効果的な勉強の仕方を伝授してくれる本。何のために英語を学ぶのかの目的に応じて、何を勉強するか見極めないといけない。話す練習よりもリスニングが大事。リスニングができれば自ずと話せる。継続するにはなんだかんだ、面白いから、楽しいから、がモチベーションになる。英語を使いこなしてきた著者のエッセイ的な指南書、といったところか。2021/03/14
社畜姉さん
3
①8割の原則。0→8は意味がある。だが、8→10はあんまり効果がない。②ニュース番組で使う英語を勉強③英語は文章を丸暗記④文章を丸暗記してイメージする⑤サイレントシャドーイング⑥ニュースを見るよりも、ニュース解説を見る。テーマに絞った内容だといい⑦NBC、CNN、PBS⑧使い物になる外国語を習得するには、4000時間。2023/09/12
多分マグマグ
2
この本を読んでから、毎日英語のニュースラジオを聞き始めました。2022/06/08