内容説明
ミラベルは、そっくりな従姉のアナベルと入れ替わり、デュワリエ公爵の婚約者を嫌々務めてきた。しかし、評判と違う彼に徐々に惹かれつつあった。
ある日、ミラベルはひょんなことから自身が愛してやまないジュエリーブランド“エール”で働くことに。工場長兼デザイナーのお世話係を言い渡されたミラベルだったが、そこで待っていたのは意中の相手・デュワリエ公爵だった!?
デュワリエ公爵と共に過ごす時間も増え、徐々に自分の気持ちを伝えることを決意するミラベル。でも自分がアナベルの“身代わり”であることも告白しなければならい。戸惑う気持ちとデュワリエ公爵が出した答えとは――?
ちょっぴりおっちょこちょいな伯爵令嬢によるラブコメディ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariann
23
2巻完結。入れ替わっていたミラベルとアナベル。潔く白状しましょう。など、アナベルの男前が際立っていた。まあ、公爵からすればアナベルでもミラベルでも個として見ているのでどちらでも良いかと。けど家柄が違うから大きな違いになるのかな?新婚旅行で隣国の王太子家族との出会い、あぁいったエピソード、好きです。江本さんらしくサラッとしてたけど楽しく読了。2022/10/09
しましまこ
12
溺愛お仕事ラブコメに、楽しかった。2022/10/09
サキイカスルメ
8
ミラベル語りのコメディ感に磨きがかかっているような。従姉のアナベルと入れ替わり、デュワリエ公爵に会う日々のミラベルが、憧れのエールで働いたりアナベルのお願いに振りまわされたりする2巻。デュワリエ公爵の愛は激重、ミラベルはそれに気づき重いなぁと思いながらもなんだかんだ受け入れているのが二人らしくて面白かったです。ミラベルとアナベルの見た目そっくりっぷりも印象的でした。そして表紙で1巻と2巻のミラベルを比べると……これはわからんね、お化粧すごい。2021/03/14