創元推理文庫<br> 赤銅の魔女 紐結びの魔道師1

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創元推理文庫
赤銅の魔女 紐結びの魔道師1

  • 著者名:乾石智子【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 東京創元社(2021/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488525101

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内容説明

凋落久しいコンスル大帝国の領地ローランディアで暮らしていた魔道師リクエンシスの平穏を破ったのは、隣国イスリル軍の襲来だった。イスリル軍の先発隊といえば、黒衣の魔道師軍団。下手に逆らわぬほうがいいと、リクエンシスは相棒のリコらと共に、慣れ親しんだ湖館を捨てて逃げだした。ほとぼりが冷めるまで、どこかに身を寄せていればいい。だが悪意に満ちたイスリル軍の魔道師が、館の裏手に眠る邪悪な魂を呼び覚ましてしまう……。招福の魔道師リクエンシスが自らの内なる闇と対決する、〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ初の三部作開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

51
オーリエラントの世界へ漸く舞い戻る。多彩で荒涼とした果てしない国々へ。紐結び(テイクオフ)の魔道師リクエンシスは、紐を媒体として様々な(そしてささやかな)魔術を使う魔道師にしては陽気でおおらかな男。のんびり暮らしていた彼が、戦乱から逃れようとスタコラさっさと旅立つのだが、いつしか旅の仲間との珍道中へ。馴染みの剣闘士マースや小うるさい爺さんリコは相変わらず元気。エンス(リクエンシス)自身が自由で前向きな魔道師らしからぬ人物で、飄々と旅を続けて行く様が気持ちいい。2025/05/05

Chikara Tonaki

18
エンスとリコにまた会えた。中盤から出てくるエズキウムのエイリャって、夜の写本師に出てくるエイリャじゃないですか!3部作と言うより一つの話の第1巻なんですね。続刊が待ち遠しいです。2021/04/12

mako

15
楽しく読んだ。紐結びシリーズがⅠ~Ⅲまであるのは知っていたが、まさか続き物とは・・・。早くⅡを求めなくては。2024/08/18

Ribes triste

15
ローランディアに暮らす紐結びの魔術師エンスと祐筆リコ、剣闘士マーケンスは、隣国イスリルの侵攻により住み慣れた我が家を離れることになる。旅の途中の出会いから冒険の旅が始まる。次々と合流する個性的な仲間たちとのやり取りが微笑ましい。いざ次巻へ。2022/01/26

まゆっち

13
久しぶりのゴリゴリのハイファンタジー。設定を飲み込むのに時間が必要だったが、読み進めるうちにのめり込む。エンスとトゥーラはいい感じ?みんないいキャラしてる。2021/11/03

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