内容説明
仕事に悩むアパレル店員・十野紡希(29)は《魔法が使えるパーソナルスタイリスト》有馬祐介に憧れ、彼のサロンに転職する。けれど出社した紡希を待っていたのは、超絶不愛想な祐介と個性的なお客様方で……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
108
第一話でまず結構感動したんだけど、最終話でびっくり。有馬さん、可愛すぎる。。たしかに、紡希さんのまっすぐなところ、いいよね。続きが読みたいです。2021/08/14
坂城 弥生
45
私自身ファッションは全然知らないけど、自分の好きな服を着ることで輝く人達の話で面白かった。2022/01/16
よっしー
24
図書館で見かけた一冊でしたが、面白かったです。その人個人を見て、服をおすすめする。パーソナルカラーや、体型から似合う服装があるとは知っていますが、中々自分の好みと似合うものがマッチする事って少ないですよね。自分の好きを大切にしつつ、似合う着こなしをおすすめする。私もしてほしいなと思いながら読んでいました。有馬さんのオンオフ切り替えも読者としては面白いですが…働くとなると大変かもですね(笑2021/12/30
むつこ
18
「パーソナル」スタイリストに転職した主人公、毒舌な経営者の有馬に驚きながら大好きな洋服をセレクトする。あとがきによるとコロナ禍でこの小説を作成とのこと。「永遠にこれが続くわけではないと思います」の言葉から願いをこめて執筆したそうです。うん、伝わってきた、洋服選びって楽しい。2024/09/17
ミド
6
好きな服が着たいという気持ちはとてもよくわかる。体型タイプやパーソナルカラーとか知りたいけど、こういう所に仕事として依頼するのはどうなのだろう。おいくらぐらいなのかなと気になってしまった。都内じゃないと成り立たない商売だよなあ。タイトルは仕事内容を表しているだけでなく、ラストにつながるのもとても良かった。現代お仕事ものとしてとても興味深かったので、中華後宮にならなくて本当に良かった。流行りに乗らずこの作者さんはこの路線で行って欲しい。2023/09/20