内容説明
結婚は、わたしの料理の腕を上げました。子どもが生まれたことは、食べ物を真剣に考える糸口になりました―― 平野レミさんがはじめて料理を作った思い出から、和田誠さんとのなれそめや子育て方針まで、家族と料理への愛情がぎゅっと詰まったエッセイ集。29品のオリジナルレシピに加え、夫・和田誠さんとの対談、阿川佐和子さん、清水ミチコさんとの鼎談も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
185
画面から伝わるレミさんのイメージは、ちょっと賑やかだけど裏表のない真っ直ぐな人なんだろうなぁ・・って思っていたら間違いなくそんな人柄が伝わってきました。素敵なご夫婦だったのね。お互いがお互いを尊重して優しくて‥これは愛のエッセイ。和田さんの描いた表紙が、まんまレミさんでほっこりします。夫婦対談も好い!(2人の写真も好いの)レミさん、これからもお元気で楽しく、変わらずにいて欲しいです。読み友さんのレビューに誘われての出会いに感謝です。2023/08/20
よこたん
61
“死ぬまでにあと何千回レミのご飯が食べられるかな” 和田さんは、型にはまりきらず楽しげに暴走(ご本人はそうは思っていない)するレミさんが大好きだったんだろうな。エッセイの体裁を取りつつも、これはご主人の和田誠さんへ向けてのラブレターだと思った。私の作るのは、シェフではなくシュフの料理、手抜きではなく手間を省いてより美味しく進化させた料理だと。常に家族やお客さんに、美味しく楽しく食べて欲しいという気持ちがあふれている。うま味調味料に対しての毅然たる態度には驚いた。可笑しかったり、涙ぐんたり、せわしなかった。2021/07/05
のんぴ
55
幸せオーラが出てる。ご両親が立派だわ。幼少期よりレミちゃんの興味関心を最大限引き出し追及させる。ご主人にも愛され、お子さんもご活躍で、そのすべてのベースに相手を思うからこそのおいしい家庭料理があったんだなとわかる。その味覚を作ったレミさんのお母さん、すごくお料理上手だったんでしょうね。2021/05/16
ミステリにゃん
29
レミさんらしい一冊。レミさんなりのこだわりは今の時代には堅苦しく感じる部分もあるかもしれないが、あくまでも本人のこだわりなので押しつけがましくなく読める。 文字だけでカラー写真がないレシピを作ってみよう!と普段はまず思わないのだが、レミさんのレシピは簡単でスッと頭に入ってくるので作ってみようと思える。 5秒ビシソワーズを考えた和田さんはすごい。没後もこうしてあったかい書籍が発売されるのはステキなことだと思う。まだまだレミさんずっとお元気で色んなお話し聞かせて欲しいと切に願う。2022/05/19
むつこ
29
レミさん、TVでみるより断然本のほうがイイ。ご主人のイラストもイイ。家族や料理の愛があふれています。2022/04/17
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