内容説明
読売KODOMO新聞・読売中高生新聞の記者があかす、「伝える技術」の数々。学生や社会人にも使えるノウハウが満載です!
・数字と情報はとことん絞れ
・最初の100字で勝負が決まる
・音読するだけで文章はうまくなる
・読み手の「生活」を想像せよ。
・なぜ「あるある」ネタは天板なのか。
・新聞とネット、初心者向けメディアはどちら?
など、創刊10周年記念をむかえる読売KODOMO新聞の記者が、「伝える技術」を紹介します。
「これが伝えるプロの技術です」と齋藤孝先生推薦です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
21
読売KODOMO新聞と読売中高生新聞はこの10年で30万部の新規市場開拓に成功したと前書きにあり、やっぱりねー、と納得。この両紙は読んでないんですけど読売本紙の子ども向けページがすごい充実してるんですよ。文を書く時は中学生にもわかるように書けって集客セミナーなどで言われます。大人だったら「わかるだろう、わかって当たり前」と手を抜いてしまうとこ、子ども相手だったらズルしないってことなのかも。人の知りたい欲に誠心誠意応えるという意識が大切。20240229追加 購読してます。親向けの広告主の選択基準がきになる2021/05/03
ニョンブーチョッパー
8
★★★★☆ 対象者は小中高校生だけど、読む人がどんなふうに読むのかを想像したり考えたりすべきという点では、大人が読んでもためになる。「正しく伝える」以前に「読みたいと思ってもらえるように書く」という点は忘れがち。紙媒体とネットの差や、これからの時代に必要な「正解のない問いへの取り組み方」、新聞が偏向報道と捉えられることなどについても触れられており、中高生が読んでも刺激になりそう。もちろん大人が読むのも○。2022/10/09
Go Extreme
2
分かりやすさとは:分かりやすさの正体 なぜ分かりやすい子ども向け新聞が求められるのか 受け手の心を動かすテクニック:読者の何を動かすか 読者の目はどう動くのか 長い原稿を読ませるテクニック 本分をストレスフリーにする3カ条 裏編集方針:KODOMO新聞創刊メンバー―意外な人選 ペンギンの調査報道と長い訂正 オトナの本音 紙とネット論:ネットでニュースを見る・新聞でニュースを読む 正解のない問題に取り組む 新聞活用法:マンガでも上がる 読解力 新聞で読解力が上がるワケ 編集室のオススメ新聞活用法2021/03/28
A
1
わかりやすさはジブンゴト化から。読者の心を動かす。書いた文章はまず読んでみる、他人に読んでもらう。 本文は漢字を3割、ひらがな7割。数字は重要なものだけ。記事で伝えられるメッセージは一つか二つ。 新聞という紙のメディアは確かに読まれなくなっている。ただ世の中の動きをとらえ発信する力はいつまでも必要にされると思った。2022/04/14
二木弓いうる@デビュー作5/2発売!
0
KODOMO新聞を作っている方々が、子供たちに新聞を読んでもらうためにどうしてきたかなどが書かれている本。多分これ難しい専門書っぽく見える表紙(帯も)で損してる。子供相手を心がけてるだけあってか、すごく分かりやすい内容。「こんにちは」の「は」は何故「わ」じゃダメなのかとかね。作家さんやライターさんにもおすすめ。2023/12/26