内容説明
人生100年時代、せっかくなら「健康」で「幸せ」に100年生きよう!
寿命が延び続ける昨今、「老年学(ジェロントロジー)」という学問が注目されている。
老年学は老年医学と言われる高齢者の健康だけを研究するものと違い、高齢者の健康と福祉、社会参加、衣食住とその条件整備、メンタルケアなども含めた研究になっている。
元気な高齢者も増えた今、高齢者の健康はもちろんのこと、社会参加や生きがい、ライフワークなどのQOL(クオリティオブライフ)を高めるための、超高齢化社会の処方箋。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨハネス
3
地球は、火山を爆発させたり地震を起こしたりしてエネルギーを放出しなければ地球自体維持できない!知らなかった。そして人間も同様に、生きていくということはエネルギーの放出であり加齢とともにその働きも衰弱する・・という序章が大変興味深かった。母が晩年家の中でよく転ぶようになったけれど、床に物を置くのが好きな母をもっと強くたしなめなきゃいけなかったんだな。危険回避能力も下がるんだ。柔らかい食事しか食べられなくなったら低栄養にも要注意。赤身肉は鉄分は多いが、病原性腸内細菌も増やす。2021/01/20
Tomomi
0
順天堂大学が東急不動産と組んで取り組むGerontology(老年学)の知見をまとめたもの。2022/07/10