内容説明
混沌とした時代を、鋭く斬る!人気エッセイ、最新刊!
大河ドラマ『西郷どん』が放映された記念すべき年――
“聖地”幸福書房の閉店を労い、
サッカーW杯に熱狂、母校の日大タックル問題に物申し、
世界のケンワタナベの舞台を観にロンドンへ。
八面六臂のマリコの大活躍は、決して 止まらない。
巻末に糸井重里との 対談 「マリコは一日にして成らず。」 を収録。
※この電子書籍は2019年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シフォン
33
コロナ禍前のエッセイ、うんうん、止めない!anan、文春、西郷どんを書きながら、食事にイベント、映画にお芝居に出かけ、家ではドラマを見ているなんて、なんてパワフル、止まるところを知らない。そんな日常生活の中でも書店の閉店に心を痛め、日大問題に激怒している。結局、このボヤキが日大も引き受けることになるとは、やっぱりすごい。巻末での糸井さんとの対談で、コピーライターだったことを初めて知った。そして、向いていなかったことも。お忙しい日々、体には気をつけて引き続きパワフルに生きてほしい。2023/06/14
布遊
29
エッセイ。面白かった。初出、週刊文春。2019年発刊で、当時のことを思い出しながら読み進む。こんなこと書いて大丈夫?って、心配になってしまうこと多い(笑)。交際範囲が広くて、楽しそう。2023/02/11
Kana
18
大好きな林真理子さんのエッセイ。もう32作目とは驚き。3年前から2年前の事柄が登場するが、そんなこともあったな。と懐かしく思った。真理子さんのエッセイは元気がもらえたり、スカッとする部分もありで今回も楽しく読んだ。いつまでも元気でエッセイを連載してほしい。 2021/03/18
はこ
13
文春で連載のエッセイ集。ちょうど「西郷どん」が大河になるころでしょうか。その他にも母校の日大アメフト部の事件には相当お怒りのご様子、美味しいものやダイエット、話題の作品にも思い切り毒を吐いたり。本屋さんの娘さんだけに本屋さんへの愛(町の本屋さんの佇まい、店員さんの姿)は強いし、やはり本への愛もすごいなあ。2022/08/14
マダムぷるる
4
久しぶりの林真理子センセの本でした。よく考えるとはじめてのエッセイ。話題が多岐にわたっていて飽きなかった。林真理子=バブルの象徴のようなイメージでしたが、普通のおばちゃんのマリコセンセに親近感。コロナ前のことなんだよなー、きっとマスクとかワクチンとか気にしてない頃のお話よねーと思いながら読了。冒頭の本屋さんの閉店のはなし、世の中の流れで当たり前だったものが消えていくさみしさを感じつつ、コロナ禍の今と重ねてしまいました。2021/08/28
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