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内容説明
【素直になれない。二人は似た者同士……。】
しっかり者の真琴は、隣人の小説家・柚のだらしない性格に「自分がママになる」と決意した小学生。ある日真琴がいつものように柚の家を訪ねると、柚は高熱で倒れていた。看病をしてくれる真琴に、母親とのぎくしゃくした関係性のわけを尋ねる柚。やがて真琴は心に抱えた思いを話し始める…。不器用に生きる隣人同士の心の交流を、時に明るく時に切なく描いたハートフルストーリー。
(C)2021 Ryo Tsuzura
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キョウト@新作発売中!
2
ゆずの義母の件が出てきた時はお話を畳みにきてる気がして、2巻で終わりなのか!? と身構えてしまったが続きそうで何より。義母のお話は存外にあっさり解決して、雑な印象を受けてしまったが……。兎に角ゆずとまこちゃん、二人共母親と分かりあえたのは良かった。2021/10/06
辺野錠
2
二巻目は柚の方の背景が掘り下げられるのが良かった。柚の方も義理ではあるが母親とわだかまりを抱えていてその解消に背中を押すのは今度は真琴と言うのがいい構図になっていた。2021/04/01
私的読書メモ漫画用
1
ずぼらな社会人女性としっかりものの小学生女子のほのぼのもの、を必然的に期待する導入だと思うのですが、早々にシリアスになり、しかしその質も低いと、かなりよろしくない出来。特に、義母の件とか、倫理観というか人心の機微の感覚というかがずれていると思います。センスだけでなく、純粋に作者の地力が足りないように見えます。2021/06/04