お呼びだ、ジーヴス

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お呼びだ、ジーヴス

  • 著者名:P.G.ウッドハウス【著】/森村たまき【訳】
  • 価格 ¥1,936(本体¥1,760)
  • 国書刊行会(2021/02発売)
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  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784336053008

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内容説明

自活への道を模索すべく職業訓練学校へ通学するバーティーは今回はお休み。新規のご主人に仕える天才封建執事ジーヴス。大好評シリーズ第12弾、異色の外伝。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

17
図書館本。バーティーが自立(!)の為の学校に通う間、バーティーの友人の下で働くことになったジーヴス。この作品のメインはジーヴスとはいえ、バーティーのボケあってこそなので、最初はどうかと思ったが、臨時主人との相性も良いようで、変装に付き合ってまで、明らかに執事の職務の範疇を越えたことまでやってるし、給料なしでも奉仕すると言ってるあたりはなかなかビルもいい主人のようだ。自立の学校で習ってることが靴下の繕いじゃ到底自立は見込めない、しかも退学させられてるけどジーヴスあるかぎりバーティーは大丈夫だろう。2022/02/11

藤月はな(灯れ松明の火)

16
今回はバーティがいないっ!!一体、何があったの?そしてジーヴスは他の人に仕えているし、「遂にご主人様のファッションセンスに嫌気が差したか」と思ったものの藤紫色のパジャマの件で否定されました。そのためかジーヴスの作戦も裏目裏目に出ているために「ひょっとしてジーヴスはバーティがいないと駄目なの?」と思いました。そのため、最後のバーティとジーヴスの話がすごく、嬉しかったです。2011/02/28

Hepatica nobilis

15
バーティが登場しないシリーズ異色作。読みかけて投げていたのだが今度は読んだ。バーティは不在だが、新たな主人ロースター伯爵との掛け合いは結局おもしろく、筋の展開もほぼ24時間以内で登場人物も舞台も限られていいるのに飽きさせない相変わらずワンパターンの健筆ぶりだ。最後にバーティも活躍する短編が収録されているが、これでジーヴスもの短編も全てだという。これでジーヴスものは全て読んだということになる。結局5年ぐらいかかったが、このシリーズ大変楽しませてもらった。この異色作もそういう意味で十分な内容だったと思う。2018/01/09

Saku

14
ジーヴスシリーズ中最高にハラハラし、最高にジーンと来るエンディング。だが何だろうかこの違和感は。バーティーが居ないが故のあのテンポのいい一人称視点での展開がないこと、どこかイカレた感じの登場人物があまり出てこないこと、これらもあるが一番は1950年代という時の流れなのかもしれない。テレビ放送が始まったり社会主義立法が成立したり、バーティーが自活の為の学校に通ったり。主人公のビルも貴族ではあるが経済的に困窮するというのが背景にあり、有閑階級の斜陽が垣間見え微かにデカダンな雰囲気を感じるのである。 2023/05/05

星落秋風五丈原

12
自活への道を模索すべく職業訓練学校へ通学するバーディは、今回はお休み。新規のご主人・ロースター伯爵家に仕える、天才封建執事ジーヴスの活躍はいかに? 「ジーヴス」シリーズ異色の外伝。2011/08/13

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