内容説明
聖公国のトップであるホワイトの懐柔に成功した魔王は、新たな側近・宮王子蓮を召喚することに。彼女は大野昌が最も愛した側近で、最も長い時間を共にした存在だった。そんな彼女との再会を喜ぶのもつかの間、二人はユーリティアスへと向かう。そこはジャック商会と呼ばれるマフィア組織が実質支配し、人身売買、賭博、薬物が蔓延る街だった。歩くだけでトラブルをまき散らす魔王は早速、ジャック商会に目を付けられて――。見た目は魔王、中身は一般人の勘違い系ファンタジー第七弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寒っ!!
11
ワリン,ウリン,マリンの名乗りには思わず笑ってしまった。異世界ものだと大体,異世界の描写が中心となり,異世界にどうやって巻き込まれたかはさほど問題にならないが,この作品ではしつこいくらい現実世界とされているものの描写があることで,何かトラップを仕掛けられているのではないかと感じてしまう。2021/07/18
帝
4
宮王子蓮がメインヒロインポジションに収まるんでしょうか。他の召喚された仲間よりいろいろと深く知ってそうですし。2021/12/13
DK05
2
蓮に対して、主人公がかなり溺愛している事が伺える。その意味では、主人公は確かにクリエイターとしての拘りが強い性格と伺える。
高橋
1
遂に7巻。 この作者の文体はラノベにしてはクリスプで説明臭くなくて好き。 そしてプロットがとても練り込まれている。 伏線が割と広範囲に、そして安易に予想出来なくなって来てます。 それも対比を多重に使っていてとても深みがある。 そして遂に、一番の腹心が登場! この腹心が今までの部下以上に魔王に心酔するのだが。 もはや角度が違う! そして魔王様の言い回し自体が(というより状況対応)…勉強になります。2021/07/22
sion
1
盛りだくさんの1冊。マダムの肥満は古代悪魔の仕業で温泉旅館と努力により勝者になった。エビフライの反応いかに。新たな側近の召喚。いい子だけど魔王がやる事ならなんでもよく見えていそう。なぜ晶がマスターだと知っていたんだろう。現実世界でも何かあり…あの夜を支配したっていうのあった事なんじゃ…2021/07/08