内容説明
【追放ブーム】が流行り、ステータス主義に疑問を持つアイゼンは新興ギルドを起ち上げる! 隠しスキルを見抜く彼の鑑定眼によって集められた“追放者”達のギルドは、その名を世界に轟かせていくことになり……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
7
ステータス第一主義の流行する世界で、鑑定眼のスキルを持つ駆け出しギルドマスターの青年が、追放された少女達を集めてギルドを創る物語。―――無能の中に宿るは、最強に導く唯一無二の可能性。 無能であるように見えて、実は自分だけに分かる隠された力。そんな力を見出し成り上がっていく物語であり、追放もの特有の面白さが前面に押し出されている物語である。見せつけた可能性と伝わる思い。確かな爪痕を示した青年たちは、この世界の風潮を覆せるのか。彼等は今度はどんなクエストに挑むのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2021/03/05
nawade
6
★★☆☆☆ Web版未読。典型的悪しきなろうの追放者モノ。ギルドを作るという独自性はあるものの、主人公を上げるためにライバル達を必要以上に貶めるスタイル。 「俺が【追放ブーム】を終わらせる――!」と宣伝文句があるが、本当に頭の悪い追放モノブームを終わらせてほしい。 2021/02/28
史
5
正直に言えば、設定自体はかなり好きなんです。ある種のお約束になりつつあるステータス制度への反抗というのは、それを掘り下げていけば壮大な陰謀劇やアクションが起こせると思ってますので。でも、この物語は柔らかい。とんでもなく柔らかい。んで、この話の流れだと別にそのステータスへの疑問と犯行と陰謀には繋がらないだろうという。たしかに柔らかい味付けの作品の方が読まれるのが事実なんだけれども……(硬い話は受けないだろうし)。なんか色々と惜しくてもったいないなあと思う。2022/02/01
niz001
3
流行りのいわゆる『勇者パーティを追放』系……を逆手に取ってるけどもコメディに振らず真面目に。主人公の志は立派だけども隠しスキルがショボかったらどうなんの?2021/02/28
菊地
1
最弱じゃなかった。>タイトルに対して2021/04/07