内容説明
依存症からの回復をガイドする<「酒のない人生」をはじめる方法>の続編。
酒は止まっているけれど、これからどうする?
家族や子どもとの関係は?
さまざまな世代の回復者の体験がぎっしり。
酒をやめて生きている人はこんなにたくさんいる!
自分の回復を振り返りながら、実感していく回復中期のガイド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kera1019
5
ー今日1日は飲まない-そのことを選んだ人の手の中には「飲まない幸せ」の種子があります。ー 読んでいくとこの冒頭の言葉の意味の重さが伝わってきます。断酒することで過去の自分を取り戻すことより、今の自分と向き合うことが出来たことが幸せという言葉が印象深かった。2014/09/05
hiro
1
やはり良い。これは、アディクションを抱える方に進められる本だと思う。否定したい気持ちを受け止めて、そのまま進めてくれる感じがいい。2017/01/31
ヒロくん(脱脂)
1
回復ノート①が酒を止めるための第一歩だとすると、この②はその先にずっと続く、長い「再飲酒の誘惑との戦い」のための本。 そもそも飲酒にはまるきっかけとなった原因や、飲酒によって崩れてしまった人間関係など、酒に再び逃げたくなる、目を背けたくなる問題は人生にたくさんあるでしょう。 それに立ち向かうための最初の小さな一歩を、具体的に、他の人の例を交えながら教えてくれる良い本だと思いました。2013/03/30
Kashima T.
0
本書は「酒を繰り返し飲んで重大な問題を起こす(起こした)人」を対象に記述されているように思う。しかしながら,「アルコールを飲んでも問題はないが,それを止めてより豊かな人生を手に入れたい」と考えている私のような人間にとっても,自分を振り返りアルコール問題を再考する良い契機になる。2015/03/18