オンライン授業で大学が変わる ~コロナ禍で生まれた「教育」インフレーション~

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オンライン授業で大学が変わる ~コロナ禍で生まれた「教育」インフレーション~

  • 著者名:堀和世【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 大空出版(2021/02発売)
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  • ISBN:9784903175997

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内容説明

2020年春、新型コロナウイルスへの対策として、多くの大学が「オンライン授業」を導入した。「対面授業での感染リスクを避けつつ、効率的な学びの場を提供できる」として一躍脚光を浴びたオンライン授業だったが、学生たちからは「授業が身になっている気がしない」「施設利用や教員・学生との交流の機会が奪われている」といった不満が続出。一部学生の間では学費返還を求める運動まで巻き起こった。

しかし頭を悩ませたのは学生だけではない。授業を行う教師にも、トライ&エラーで新しい授業スタイルを確立することが求められている。

本書では急速に浸透したオンライン授業について、大学教員・大学生・保護者という3者から寄せられた、教育現場のリアルな声を紹介。また思想家・内田樹氏が「オンライン授業は対面授業の代替物たりうるか」について語るコラムや、東京大学大学院情報学環・吉見俊哉教授へのロングインタビューなどを通じ、オンライン授業の最前線に迫る。

【本書の内容】
第1章:降って湧いた「オンライン授業」 大学で何が起こったのか
第2章:走りながら考え、教えながら悩んだ 大学教員から見た「オンライン」
第3章:「教室」が消えた! 学生たちは「大学」に何を求めているのか
コラム:思想家・内田樹氏に聞く オンライン時代の「新たな教育プログラム」が必要だ
第4章:コロナ以前の大学にはもう戻れない オンライン授業の未来
第5章:ロングインタビュー 大学はもう一度死ぬのか? 吉見俊哉・東京大学大学院情報学環教授

目次

第1章:降って湧いた「オンライン授業」 大学で何が起こったのか
第2章:走りながら考え、教えながら悩んだ 大学教員から見た「オンライン」
第3章:「教室」が消えた! 学生たちは「大学」に何を求めているのか
コラム:思想家・内田樹氏に聞く オンライン時代の「新たな教育プログラム」が必要だ
第4章:コロナ以前の大学にはもう戻れない オンライン授業の未来
第5章:ロングインタビュー 大学はもう一度死ぬのか? 吉見俊哉・東京大学大学院情報学環教授

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

武井 康則

10
コロナ禍で人の集合が禁じられ、オンラインの活用が突然注目された。人が一番集まるのは学校であり、今後も使用することとなった。知の集合でもあるのだからと注目され、しかし実際はどうか。授業はオンデマンドの録画を流す方法か、同時双方向型か。オンデマンドなら十分な準備の後、角度や照明アングルなど見やすさがポイントだし、双方向なら、ディスプレイには10人くらいが妥当だろう。大学の実践から他の集合体でのオンラインの参考にしようと思ったが、どんな実践があったかという内容はなく、生徒が満足したかなど、新聞のコラム並みの内容2022/04/05

Go Extreme

2
降って湧いた「オンライン授業」 大学で何が起こったのか 走りながら考え、教えながら悩んだ 大学教員から見た「オンライン」 「教室」が消えた! 学生たちは「大学」に何を求めているのか 思想家・内田樹氏に聞く オンライン時代の「新たな教育プログラム」が必要だ コロナ以前の大学にはもう戻れない オンライン授業の未来 ロングインタビュー 大学はもう一度死ぬのか? 吉見俊哉・東京大学大学院情報学環教授2021/04/01

ひるお

1
コロナ禍は世界の、そして日本のあらゆる問題を暴き、変化に加速を強いた。大学も例外ではない。本書はその中でもオンライン化という観点から、日本の大学のこれからを考える。まず重要なのは、学生の孤立の原因がオンライン化ではなくコロナ禍にあるという指摘だ。友人に会えないのはオンライン化のせいではなく、感染防止のためである。そこを混同すれば建設的な議論は不可能だ。その上で考えるべきは、今後いかにしてオンライン環境を整備し利用していくか。ミネルヴァ大学をはじめとする動きには可能性や希望もある。2021/03/10

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