- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
スポーツビジネスは何ら特殊なビジネスではない。日本のプロスポーツが、経営面でも海外で戦えるビジネスになるために必要なものとは果たして何なのか。何が、日本のスポーツビジネスには足りないのか。スポーツをこよなく愛し、スポーツの魅力にとり憑かれたBリーグ創設の立役者が明かす熱きビジネス論。川淵三郎氏推薦! 本書は、スポーツビジネスに携わる人にとっての必読の書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yutaka Matsuzawa
13
ゾワゾワするタイトルだが、スポーツがビジネスとして成功するにはの本。まず著者はリーグ主導によるガバナンスが重要だと言い切る。思い込みを排除し施策を打つこと。Bリーグも2026年にガバナンスを効かせたリーグ改変を行うとのこと。期待したい。またチーム所有のアリーナやスタジアムが増えることのメリットやバスケのアジアチャンピオンズカップ構想にワクワクした。私は感動したくスポーツを観戦する。関係者の方、試合はもちろんそれ以外でも人が感動する施策をどんどん打ってくれ。それがスポーツビジネス発展のカギかなとも思った。2021/02/21
スプリント
5
日本はビジネスが強すぎてスポーツがおざなりになっていることが問題だと思う。2023/09/30
oooともろー
3
この分野でも遅れている日本。広い視野で考えることの必要性。前例にとらわれないこと。優先順位。著者も述べているように、スポーツビジネスに限ったことでは無い。2022/07/26
Masaki Sato
2
リーグとクラブの関係は基本的に利益相反。リーグにガバナンスをさせる、親会社から切り離された独立した事業体としてのクラブ運営、スポーツ観戦をサードプレイスと位置付けて主催試合以外でも稼げる仕組みを作る。面白いアイデアが多かった。後発のBリーグがどれだけ先進的かという風な口調は鼻についたけど。2022/05/21
Go Extreme
2
5つのキーワード GOVERNANCE―スポーツビジネスの基本:勝利と経営は別物 あるべき意思決定プロセス 外国資本算入の是非 PROFESSIONAL―何が必要とされるのか:プロ=マーケットを見る 経営者のプロ化 親会社 ARENA―経営と閉鎖型モデル GLOBAL―したたかに世界をうかがう存在:外向き発想 国際かとまらず 政治の重要性 ENGAGEMENT―招待券からデジタル活用まで:広さ・深さ・速さ データは重要・踊らされず FUTURE―アフター・コロナとスポーツ スポーツビジネスを目指す君へ2021/03/31