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内容説明
高齢者が入れ歯を外され、噛まずに食べられるものだけを食べている現実に接し衝撃を受け、訪問歯科診療を始めたカリスマ歯科医が教える「今日からできること」。長い高齢期、いかにQOLを高く過ごすかが大きな課題だが、口腔ケアに関しては間違った思い込みや知られていない事が多くある。こうした状況に警鐘を鳴らし、多職種との連携による幅広いアドバイスも交えながら、誤嚥を防ぎ、死ぬまで口から噛んで食べる方法を教える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
死ぬまで噛んで食べるための12の鉄則:口の渇・むせ・食べこぼし 歯磨き食後すぐ3回はNG ペットボトルだらだら インプラントより入れ歯 舌 猫背 足ぶらぶら 胃薬 柔らかいもの 栄養 入院しても入れ歯 口からをあきらめない 基本・口腔ケア:どうして必要なのか 唾液は偉い 口と舌は筋肉でできている 死ぬまで噛んで食べる:姿勢 薬 栄養 食事の動作と口の中 入れ歯 今日からできること:兆候に気づく 口の環境を整える 口の機能を上げる 専門職につながる2021/04/11
禅
1
「強い体とは、一言でいえば筋力がある体です。たとえば抗がん剤治療をした場合でも、筋力がある人は、必発と言える副作用に負けにくい傾向があります。治療が長期間にわたってもちゃんと続けられますし、途中で薬を変える際にも変えやすい。体に筋肉という資本がある人は、抗がん剤に限らず、どんな薬や病気にも強いのです」 歯に関する知識はもちろん、理学療法士や管理栄養士の方のインタビューが勉強になった。「海外では理学療法士が学校に入り、子どもの姿勢を見てアドバイスをする」というのがいいなと思う。姿勢と落ち着きの相関ってあるし2022/07/29