内容説明
ワーカホリック気味の独身刑事・舞田歳三は、高利貸しの女が被害者となった放火殺人を捜査することに。
債務者や商売敵など容疑者は浮上するものの、決定的な証拠が見つからない。
だが、歳三は11歳の姪・ひとみの言葉をきっかけに、事件の盲点に気付く。
そして明らかになったのは、全てをひっくり返す驚きの真相だった!
叔父と姪の微笑ましい日常に張り巡らされた巧妙な伏線。どんでん返し満載の6編を収録した連作ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベイマックス
80
シリーズ1作目。小5の舞田ひとみがもっと積極的に推理を披露かと思ったら、叔父で刑事の歳三が活躍。◎12ページ『焼け木杭に火がついた』なんですね。2022/10/09
坂城 弥生
58
連作短編集で、前の話の事件関係者が次の話にも出てきて面白かった。タイトルに『舞田ひとみ』って入ってるけどひとみの視点ではなく叔父の視点の物語でした。2021/05/04
大阪魂
56
久々の歌野さん、舞田ひとみシリーズ第1弾!6編の連作短編集。サクサク読めたし、事件もひねったお話ばっかしで面白かったんやけど、タイトルと表紙の絵からは小学生のひとみが名探偵役やるもんや!ておもてたし、最初で違うてわかってからも叔父の刑事・歳三が謎解きひらめくんもきっとひとみの推理に基づくアドバイスからなんやろなあ、むっちゃわかりにくいけど?っておもてたんやけど、結局そやったんかどーか分からずじまい…最後の最後の「どんでん返し」も期待してたんとはぜんぜんレベルちごたし…続編で完全燃焼させてくれはるんかなあ…2023/07/25
nemuro
56
改めて本棚を眺めてみたら歌野晶午の本が本書の他に13冊。なかなかの勢力。その全てが「本棚・富良野 2017年4月以降の購入本」にあるので案外付き合いは短そう。『ずっとあなたが好きでした』か『葉桜の季節に君を想うということ』あたりが1冊目に違いない。日頃タイトルで選びがちなことからの推察。巻末には「本書は、2010年7月に光文社文庫より刊行された『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』を加筆のうえ、改題して文庫化したものです」。むむむっ!改題前の本書こそが最初の本(2010年8月21日に読了)だったのか。2021/08/01
coolgang1957
52
うへー衝撃でした🤪最終ページめくったら『本書は、…舞田ひとみ11歳…加筆のうえ、改題して……』ええ〜🧐そうやったんかぁ!なんか見たようなシーンあり、えーと、ありません。覚えがない🧐なんでやろ?これはもう、ひとみちゃんの可愛さに溺れさせられたに違いありません。と、記憶力のなさを誤魔化してます😓まぁ加筆ということなんでお母さんも出てなかったように思うし、ビールが美味しそうなのも、なかったような気もするので、舞田兄弟のように記憶から逃避しときます🤣〝舞田ひとみ11歳〟をレビュー済みのおっちゃんでした。2022/10/31
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