内容説明
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遠くに行かなくても見られる!
可愛くも、したたかな鳥たち
野鳥──それは最も身近な野生動物です。動物園に行かなくても、大自然の中に身を置かなくても、家の周りを「お散歩」するだけで見られます。
「どうせスズメ、カラス、ハトぐらいでしょ?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、これらも一種一種が強烈な個性を持っています。さらに、よく目を向ければ、街なかでも1日に何十種類もの鳥を見つけることができるのです。
コンビニによくいる白黒の鳥、花びらでも葉っぱでも食べてしまうムクドリ、ハトのメスに頭を下げて迫るオス、ある理由でキョトンと首をかしげる小鳥たち……。
本書では、観察にもとづいた情報をまじえ、身近な鳥のおもしろい生きざまを豊富なイラストと文章で解説します。身近な散歩道や通勤・通学路を歩くのが楽しみになる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
54
バードウォッチングよりも身近な「鳥見」を楽しむための本。さえずり(song)と地鳴き(call)の違い。夏頃になっても必死に鳴いているのは、まだパートナーが見つかっていない気の毒なオス(^_^;) シジュウカラは文法を操る!エナガは巣に羽毛を使うことで寒い時期から子育てが出来、ヘビ等の捕食者が活動を始める前に巣立ちを終えることができる。2021年以降は動物による季節観測はされないことになったというのは淋しいことだな。この本を読むと、鳥の鳴き声や行動がますます気になる!巻末のコミックパートも面白かった。2021/05/26
クリママ
45
カブトムシのバラバラ死体の犯人は、カラスじゃなくて、アオバズクだったのか。そういえば、夜、鳴き声が聞こえた。キツツキのドラミング、ドアがきしむようなコゲラの地鳴き、鳥が首をかしげるわけなど、知らなかったことがいっぱい。鳥は好きだが、姿と鳴き声と名前が一致せず、調べることも難しい、まして、生態などほとんど知らない。わかりやすい説明とかわいいイラストの、楽しくてためになる本だった。2022/06/20
活字の旅遊人
39
「ざんねんな・・・」シリーズにも似た雰囲気があったが、非常に興味深く読むことができた。身の回りに、虫と鳥は本当に沢山いるんだよな。虫と鳥とのイメージ格差に疑問を感じるものの、こういう本で身近な生き物に目を向けるのは、良いことだと思う。本書での紹介通り、まさにコンビニ駐車場でよく会うハクセキレイ。あれが、街路樹に集まるんですね。ツバメの巣や糞対策は、使えそうだ。野鳥の交尾は、思えばこれまでもよく見ているような気がした。こういう本はなかなか完読できないのだが、しっかり読了した。パラパラと見返すだろう。 2021/02/26
ローレンツ🐾
37
身近にいる野鳥たちの生態などがとてもかわいいイラストとともに書かれている。既知のものもあるが以外と知らなかったこともあり、身近にいる野鳥たちの『気づき』の手助けになってくれる。野鳥観察はやっぱり楽しいね!2022/04/02
ひより
24
とにかく鳥のイラストがかわいい♪ そしてまさに彼ら彼女らの「生きざま」がわかりやすく説明されている、鳥好きにはたまらない本。 いつか本格的なバードウォッチングをしてみたいけど、まずはもっと手軽な「鳥見」をしていこう。2024/01/27
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