だいわ文庫<br> サガンの言葉

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だいわ文庫
サガンの言葉

  • 著者名:山口路子
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 大和書房(2021/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479308539

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内容説明

「幸福なときが正しくて、不幸なときは間違っている」
十八歳で書いた『悲しみよ こんにちは』が爆発的にヒット、十代にして世界的な名声と莫大な印税を手にし、時代のアイコンになった作家フランソワーズ・サガン。育ちの良さから滲み出る品格があり、なのに破天荒な生活を楽しむというギャップに、好き嫌い含めて多くの人が夢中になった。
「絶対知性」をもつサガンの言葉は、恋愛観にしても幸福感にしても、よくある聞き慣れた言葉とはまったく違う角度から光が当てられていて、一瞬ぎくりとさせられるけれど、深く心に残る真実がある。孤独を感じるすべての人にやさしく響く言葉を集めた一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フユコ

49
サガンの本は読んだ事なかったけど、読んでみたくなりました。自分を強く持ってる感じがかっこいいです。2022/04/25

ジョゼ★マイペース出没@アイコン変更

40
随分前に「私自身のための優しい回想」というサガンの回想録を読んだ時、私はサガンに魅了されました。 それ以後サガンに対する憧れは膨らみ、私のハンドルネーム「ジョゼ」はサガンの「すばらしい雲」のヒロインの名前を拝借しています。 この本にあるサガンの言葉は、コロナ禍で更に大きくなってしまった私の孤独と不安にソッと寄り添ってくれました。 山口路子さんのサガンに対する愛もすごく感じられ、読んでいる間、心が潤った気がします。 これからまた孤独や不安を感じることがあれば、サガンの言葉を思い出そうと思います。2022/01/04

ロマンチッカーnao

14
フランソワーズ・サガンと言えば『悲しみよこんにちわ』しか読んだことないけど、この本を何気なく手にとって、軽くよむというよりも眺めたら、これがいい。これから僕は、後一ヶ月で今までとは全く違う仕事に就いて、第二の人生を始めます。その時のこの本を出会えたのは大きい。やりたいと思うことはやりすぎると思うまでやること。それでちょうどいい。知性とはやさしさ。自分の基準で生きる。人生を考えない人は退屈。とにかく、一心不乱に文学に向きあって、自由に行きた人。学ぶことが多いです。何度も読み返す本です。2023/02/17

ゴルディロックス

8
伝記映画を見たあとに読んだから、より深みが増して心にスっと入っていった。傷つきやすく繊細で、眠れぬ夜を知っている人へって私へのメッセージのようにとれた帯に惹かれて購入。サガンの破天荒さは意味のある破天荒さなんだなと思った。お金や物を必要な人に与えることを厭わない、出会う人出会う人への良い部分にフォーカスを当てて付き合う、必要だと思った時に行動する姿など、彼女は静かな優しさに溢れた知性的な人だと思ったし、この生き方って破天荒なのかな?と破天荒について考えるきっかけにもなった。2023/10/24

みどりまん

5
本書の帯『傷つきやすく繊細で、眠れぬ夜を知っている人へ』より購入に至る。どんな人かも知らなかったけれど、読んでみた。付箋だらけになった。サガンの全ては好きにならなかったけれど、少なくとも付箋を貼った箇所を全て集めたら、サガンの言葉を借りた私らしい価値観が浮き彫りになると感じる。時間がある時、全て書き出してみようと思う。2021/06/02

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