絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

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絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

  • 著者名:左巻健男
  • 価格 ¥1,683(本体¥1,530)
  • ダイヤモンド社(2021/02発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478112724

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内容説明

「化学」は、地球や宇宙に存在する物質の性質を知るための学問であり、物質同士の反応を研究する学問である。火、金属、アルコール、薬、麻薬、石油、そして核物質・・・。化学はありとあらゆるものを私たちに与えた。本書は、化学が人類の歴史にどのように影響を与えてきたかを紹介するサイエンスエンターテインメント!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

259
タイトル詐欺かなぁ。化学の雑学好きですよ。でもこのタイトルはどうかな。だって、化学に限らずイノベーションに依って社会、延いてはその時代に生きる人々の暮らしに影響を与えるのは当然じゃ無いですか。敢えてのタイトルなら、有名な世界史の事件等のターニングポイントに関わる事柄の裏に、化学の役割があるって思うじゃん。思ったもん。主立っては戦争の兵器としてだけかなぁ。あと驚いたのは農業に革命を起こしたハーバー(・ボッシュ)法は取り上げられると思ったんだけど、負の側面の方が書かれてた。マッドサイエンティストだったん?2023/11/24

trazom

121
前半は原子論、元素、燃焼、周期律表など「化学」の学問的な歴史が示され、後半は、金属、食品、ビール、セラミックス、ガラス、鉄、金・銀、合成染料、医薬品、石油などの項目ごとに、開発の歴史や重要な人物がエッセイ風に紹介される。「絶対に面白い」というタイトルほど面白いとは思わないが、雑学的な知識は得られる。こうして概観すると、麻薬・酒・煙草による社会の乱れ、医薬品や殺虫剤の副作用、廃プラによる環境汚染など、化学による負の側面も目に付く。何より本書の到達した最終章が「火薬」「化学兵器と核兵器」というのが象徴的。2021/04/11

六点

80
著者のお名前が「さまき」である事に安心感を抱いてしまった。原子の探求史から始まり、核兵器や毒ガスに至るまで、人類はあらゆる化学物質を作り出してきた。六点の理科は高校一年生で終了しているのだが、それでもとっつきやすかった。しかし、人間、これ程多様な化学物質を拵えながら、単細胞生物一匹も合成できないところに、若干の物悲しさを感じる六点である事だよ。2024/03/17

d2bookdd

74
『世界史』と『化学史』が、よく分かりやすく、まとめてあります。脈々とした人類の歴史を再認識しました。丁度、自然災害が世界各国で目に付くようになっており、これからの『化学』に求められる内容も納得しました。2021/07/23

つーこ

63
何気なく日々の生活で享受している火も金属もガラスも、それからオムツの白い粉だって確かに化学者のおかげだ。彼らの頭脳やひらめきがなければと思うと感慨深い。『知りたい』と思う気持ちは何よりも大切だと思う。原爆や水爆など世界破壊に繋がる物だって作れるのだから、きっと私たちをそれらから守ってくれる何かも作ってくれるのではないかと期待したい。2022/04/23

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