内容説明
全知全能の天賦珠玉を手に入れてから4年ーー。成長したレイジはラルクの情報を求め、貴族のお嬢様・エヴァの護衛の任についていた。幼き彼女に迫るは魔の手、レイジは命を賭し彼女を守り切ることができるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
29
★★★★ いや〜面白い。一巻からいきなり4年の月日が流れている所は少し驚いたが、主人公とヒロインの絆に感情移入出来るかなと心配していた序盤の杞憂を見事に吹き飛ばしてくれた。ラブコメとはまた違うベクトルの結び付きだけど、ヒロインが主人公に対して信頼を寄せる理由が明確に示されているから全く問題なく読み込む事が出来た。物語も時間を忘れて読み耽ってしまう〜というような場面はまだ見られないものの、最初から最後まで安定して一定以上の面白さを供給してくれるという意味で良作だと思う。個人的に今作は話の展開におけるイベ→2021/03/21
サケ太
16
かなり良かった。月日は大きく流れたが、レイジの真っ直ぐさと優しさは変わらない。逃避行の中の、ひと時の生活。その中で強さに磨きをかけている姿が素敵。最後の選択も、今後にどのようにつながっていくのか。前巻よりも、レイジの強さに安心感があって、個人的に良かった。2021/04/23
真白優樹
10
旅立ちから四年、聖王国で貴族のお嬢様の護衛を勤める事となったレイジが、新たな戦いの中で世界の秘密の一端に触れる今巻。―――壁の向こうより使者来たりて、世界の秘密は語られる。四年の働きと特訓が、レイジを一端の強者に変える。そんな彼が、鉄火場に飛び込んでいくお嬢様の護衛をしながら新たな敵と戦う巻であり、前巻よりも世界観が深まって広がり、更なる面白さへと繋がっていく、確かに物語が一歩進む巻である。死闘の先、再び追われ新たな旅へ。確かな功績と足跡を積み重ねるレイジの道の先の景色とは。 次巻も須らく期待である。2021/02/24
シュレッダ
4
2巻で打ち切りらし(;・∀・)い。探してもないわけだ!文庫で続きを追いたかった2022/03/15
sion
3
作中に4年の月日が流れエヴァお嬢様の護衛をやっていたレイジ。大切な情報とエヴァの人柄に惹かれ信頼関係を築いていくのがよい。世界の謎に迫り、ヒンガジイの孫の情報を得て再び旅立つ。面白いぞー2021/03/26