内容説明
地域づくりに必要なものは何だろう? 今,もともとある美しい自然やまちなみ,伝統,文化,コミュニティを,住民自身が宝物=「根っこ」と自覚し,開発や観光地化ではない方法で活かそうとする動きが増えている.金沢,水俣など,「根っこ」を育て,活かして地域づくりを進める事例をもとに,未来へ続く地域の在り方を提案する.
目次
はじめに 地域の「根っこ」って何?┴序章 私たちは「地域」とどう向きあうのか┴岐路にたつ日本社会┴地域経済のたてなおし┴「ローカル志向」「田園回帰」というトレンド┴色あせる「会社」「組織」┴「地域」が利潤追求のフロンティアに┴消費される「地域」┴「根っこ」を見つめなおす┴第1章 暮らしの「根っこ」を見つめなおす 福島県飯舘村の村おこしと原発事故┴福島は私たちに何を語りかけているのだろう┴飯舘牛による「村おこし」┴若い村民が力を発揮し自主的な住民組織も発足┴「若妻の翼」で学んだ村の女性たち┴村の暮らしの豊かさを地域づくりの柱に┴村の「自立」の選択と女性による起業の広がり┴カフェ「椏久里」の挑戦┴評価された「本物」の価値┴原発事故で奪われたものは何か┴第2章 ふるさと・地域を再生していこう 熊本県水俣市の「もやい直し」とその後┴水俣病と公害裁判┴「企業城下町」水俣┴「もやい直し」への動き┴水俣病を前面に出したまちづくり┴水俣の「根っこ」を見つめなおす┴「もやい直し」の現在┴公害・環境学習と地域振興┴「甘夏」を通じて水俣病事件を伝える┴第3章 「根っこ」を活かしてまちの文化をつくろう 石川県金沢市に見る新たな挑戦┴地方都市における文化の「価値」┴金沢の内発的発展とまちづくり┴まちの文化的景観を守る┴文化と経済が循環する┴金沢の「地域らしさ」の「根っこ」にあるもの┴地方都市経済の曲がり角┴まちの雰囲気を変えた金沢21世紀美術館┴文化の新潮流が生まれてきた┴U・Iターン者による文化コーディネート┴NPOによるまちづくり┴多彩な文化まちづくりの試み┴工芸文化の拠点都市をめざして┴文化まちづくりで大事にしたいこと┴北陸新幹線効果┴観光化のジレンマ┴「金沢シンドローム」が問いかけること┴持続可能な観光のために┴「金沢らしさ」とは何か┴第4章 過疎からの最先端 石川県奥能登に探る地域の未来┴過疎地域に探る未来の可能性┴豊かだった半島地域┴奥能登の近代化と過疎化┴バブル崩壊後に農村産業の危機が顕在化┴農村社会はどう変わったか┴原発計画のくびき┴地域政策の転換がはじまる┴能登の里山里海が注目される┴マイスタープログラムを通じたネットワーク┴奥能登ではじまる里山ビジネス┴大野長一郎さんのめざす炭焼きビレッジ┴里地里山での暮らしを学ぶ┴「まるやま組」が提案する里山暮らしのデザイン┴奥能登に住むことを選択する┴多就業スタイルの生活┴支えあいの人的ネットワーク┴里山里海の価値を実現する生き方┴奥能登国際芸術祭が提起したもの┴珠洲の風物が価値をもちはじめた┴「根っこ」を大事にして地域を演出する┴第5章 「根っこ」から地域をつくる┴地域には「価値」がある┴「モノづくり」から「コトづくり」へ┴あるものを使う地域のリノベーション┴「根っこ」を大事にした地域づくり┴誰が「地域の価値」を創るのか┴地域の「意味づけ」と観光開発┴再生のストーリーをめぐる難しさ┴リスク社会と「地域の価値」┴終章 未来へのヒントを地域のなかに探る┴未来の経済へ向けたヒント┴フローからストックの経済へ┴モノの個人所有からシェアリング経済へ┴地域プラットフォームを設計する┴多業的な暮らし方へ┴地域のOJTで職業能力を磨く┴コミュニティの支えあいが起業をうながす┴企業のあり方が変わる┴私たちが地域をつくる,社会を変える┴おわりに 地域から未来をひらく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Bella
ひびきパパ
takao
インテリ金ちゃん
Y_Kuroyanagi
-
- 電子書籍
- ブラックウィンター【タテヨミ】第39話…
-
- 電子書籍
- 村人転生 最強のスローライフ(コミック…
-
- 電子書籍
- 【単話版】ゾンビのあふれた世界で俺だけ…
-
- 電子書籍
- 禁断~女子校生 オムニバス2
-
- 電子書籍
- VIBES【バイブズ】2018年1月号…




