おはなしSDGs つくる責任 つかう責任 未来を変えるレストラン

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おはなしSDGs つくる責任 つかう責任 未来を変えるレストラン

  • ISBN:9784065221907

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内容説明

【物語の概要】
お母さんとケンカをして、おばあちゃんの家に家出をしたサラ。賞味期限の早いものや見た目のいびつな野菜を購入りたり、どんなものも丁寧に再利用したりしているおばあちゃんの暮らしを見て、食べ物についての意識が変わり、将来は、「未来を変えるレストラン」をつくることが夢になる。

●シリーズ「おはなしSDGs」の刊行趣旨
2015年、国連で、「Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標」(SDGs)が採択されました。2030年までに17のゴールを設定し、先進国も新興国も途上国も、国も企業もNPOも個人も、垣根を超えて協力していこうという取り組みです。日本の学校現場も、より良い未来をつくっていくための指針としてSDGsを子どもたちに伝えるべく、授業に取り入れ始めました。
このシリーズは、大人でも理解の難しいSDGsの概念について子どもたちにわかりやすく伝えるため、すべて「物語」のかたちでつくられています。キャラクターたちが織りなすストーリーを読んでいくうちに、自分の何気ない行動が世界とつながっていることを実感できるつくりにします。小学校高学年以上を対象といたします。

●シリーズ「おはなしSDGs」の特色
・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし作品です。「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた児童小説として楽しむことができます。
・実力のあるイラストレーターによる挿絵が多数掲載され、確実に物語を読み通す手助けとなります。
・各巻とも、SDGsが掲げる17のゴールのうちの一つがテーマとなっており、いま世界が協力してその目標に向かわなくてはならない理由が自然と理解できるストーリーが展開されます。
・本文中に、物語とリンクさせるかたちで、関連する図表、グラフ、年表などが入ります。さらに、各巻の巻末で、テーマとしたSDGsのゴールについてくわしく解説しますので、テーマ学習の教材としても使用できます。
・SDGs全体について解説する「総論編」も刊行します。さまざまなゴールをテーマにした物語と、「総論編」を併読することで、SDGsについての理解がさらに深まるように設計されています。
・A5判、80ページ(一部カラー)。朝読書にもぴったりのボリュームです。

目次

●シリーズ「おはなしSDGs」のラインナップ
未来への伝言 SDGsガイドブック(那須田淳)/貧困をなくそう(安田夏菜)/ジェンダー平等を実現しよう(戸森しるこ)/安全な水とトイレを世界中に(石崎洋司)/エネルギーをみんなにそしてクリーンに(森川成美)/つくる責任つかう責任(小林深雪)/気候変動に具体的な対策を(楠木誠一郎)/海の豊かさを守ろう(佐藤まどか)/陸の豊かさも守ろう(吉野万理子)/平和と公正をすべての人に(小手鞠るい)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Comit

51
市立図書~食べ物を作る側、使う側、それぞれの責任について向かいかい、食を考える児童書。世界で起こる飢餓、足りているはずの食糧、食品ロスの半分は、実は家庭で発生しています。お話の中で登場する主人公の祖母はフランス人。何でも物を大切にする考え方が素敵です。娘に借りてきた本ですが、自分もちゃっかり拝読(*´艸`)とても勉強になる1冊でした✨2022/03/01

ヒラP@ehon.gohon

26
食品ロスが様々に環境問題への影響をもたらすことについて、考えさせられました。 しかも、考え方を変えることによって、解決できることであることも実感できました。 児童書ですが、SDGsを身近な問題として考えることのできる点で、これほど感銘をもって響いてくるものはないのではないかと思いました。 大人として、意識改革の必要性を突きつけられた感じです。2022/01/28

チロル

14
図書館本。「おはなしSDGs」シリーズ12作目。「つくる責任 つかう責任」食品ロスについて考えるお話でした。近年「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をよく聴くけれど、正直 なんのこと?状態だったわたし(^^; 「持続可能な開発目標」として17の目標があるのですね。エコ生活は自然環境に優しい。日本が世界の中でも食品ロスが多い国(2550万トン)だったとは💧 気を付けなくては。目標の2030年まであと8年。つい最近 読んだアトムの本でも抱いたけど、平和活動に繋がると思うし、シリーズ読んでもっと知りたい2022/05/23

boo

14
食べ物を大切にするということは命を大切にすること。作る側のお店が気をつければいいだけでなく、使う側のお客さんも買いすぎてはいけないし、使い方を考えることも必要。小中学生にもわかりやすいお話でした。2021/07/08

遠い日

13
「おはなしSDGs」シリーズ。目標12がテーマ。食品ロスをなくし、食糧事情を変えていくことが地球環境もよくすることにつながる。料理が好きで、将来はレストランを開きたいサラが、ママとぶつかり、葛藤し、おばあちゃんの言動によって、確かな知見を得ていく。フランス人のおばあちゃんの考え方と実行力。食材を買う、作る、使い切る。そのためには臨機応変な判断も必要。食べることは人間の暮らしの基本。食べたものでわたしたちの体はできている。だからこそ、無駄のない、かつ、途切れることのないサイクルを自分なりに持ちたい。2021/06/09

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