平凡社新書<br> 古典籍の世界を旅する

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平凡社新書
古典籍の世界を旅する

  • 著者名:八木正自
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 平凡社(2021/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582859645

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内容説明

古書店を営む著者が入手した、史料的価値の高い古典籍、報道などでも大きく紹介された貴重書にまつわるエピソードや入手経緯を紹介しつつ、古典籍の世界の奥深さを伝える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

7
キンドルにて読了。長年に亙り古典籍の売買と研究に従事し、『お宝鑑定団』の鑑定士でもある著者による、稀覯書と古典籍取引、そして書誌学研究の随筆である。この世界にもやはり、大収集家がおり、その見識の高さは恐ろしいものがあったりする。グーテンベルク聖書より数百年古い印刷物が本邦に多数存在し、その気になれば一般人でも手にすることが可能なことに、日本の歴史と文化の蓄積の大きさに目がくらむ思いがした。今でも百万塔陀羅尼経、市場に出てるんですよ。しかも、金額的にぬこ田の手に届くなんて!2021/02/15

takao

3
ふむ2024/05/15

totapoo

1
ビブリオマニア必見の書。本当の本好きならこういう仕事をするのだなと納得しつつ、羨ましくも思えます。日本は古典籍文化の類まれに豊かな国であるにもかかわらず、その自覚がなく、図書館の整備ができていないという指摘は素晴らしい。最近は、国会図書館等が文献をPDF化し、公開していることもあり、そういうことはデジタルの恩恵だと思う。国会図書館か中央図書館の権限、予算を増やしてほしいとは私も思います。2021/04/16

onepei

1
まだまだおもしろい話がありそうだ2021/03/01

Go Extreme

1
古典籍の世界へ:理工科系大学から古書業界へ 会議あは日本古典籍の宝庫:ロンドンで見つけたフランシスコ・ザヴィエルの手紙 アムステルダム駅で盗まれた北斎版画 最古の資料発見:日本最古のかわら版出現 新発見の長崎版画オランダ船図 古典籍、古文書は歴史の窓:江戸時代のパスポート 西園寺公望の粋なヨーロッパからの手紙 江戸後期、外国人の史料:在日外国人の和本購入 世界的に評価の高い日本の古典籍とその蒐集:ジャポニズムの源泉 日本古典籍の世界的位置づけ 日本古典籍の大コレクターたち 誰でも手に入れられる日本の古典籍2021/02/26

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