内容説明
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新型コロナウイルスによって、まちづくりの現場は大きな変化を余儀なくされた。インバウンドは急激なブレーキがかかり、国内客をいかに呼び込むかに手法が変わりつつある。では、インバウンドに頼らない再生策にはどのような手法が考えられるのか。
これまで数多くの現場を歩いてきた著者が、コロナ以後のまちづくりをいまこそみつめなおす。「極周辺」「オプション理論」「リスク管理」「エリアマネジメント」といった視点からこれからのまちづくりに重要な手法を解説。さらに、コロナ禍の最新対応事例や、誰でも簡単にできるデータ分析の手法も紹介。まちづくりに携わるすべての人たちに向けて書かれた、まちをつくり続けるために最適なテキスト。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
れどれ
1
まちづくりの最新型。コロナ禍は新しい変化を生じさせるわけではなく、既存の問題意識を加速させるに過ぎないという指摘は興味深かった。地域や商圏を従来よりさらにコンパクトに捉え、その中で経済を成立させるというまちづくりは、たしかに以前からあった声だが、今後はよりその向きが強まりそうだ。全国あちこちの実際例がコロナ前とコロナ後とでどう具合が違ったか比較されておりありがたかった。しかし成功例に限られてはいた。展望の参考にするにはいいのかもしれないけども。2021/05/02
Go Extreme
1
Withコロナの時代のまちづくり:経済的影響 あるべき都市政策 まちづくり論―変わらぬ部分、変わる部分:エリアマネジメント エリアマネジメント:7つの視点:空間ネットワーク・店舗経営・財源マーケティング・センチメンタル価値・リアルオプション理論・商圏戦略・予測 エリアマネジメントの組織像:桜井市 新しいエリア戦略―インナータイプ、アウタータイプの再生策 ポストコロナの時代に向けて―エリアマネジメントの今後:地域間ネットワーク 消費したくなるナッジとセンチメンタル価値 先端技術利用→予測の制度↑2021/03/04
チバタリアニズム
0
事例が秀逸だが、理論は前著の方が厚い。2021/07/15