内容説明
柏野由紀子は、友人たちから『野生のJK』というあだ名で呼ばれる少女。
今は亡き猟師の祖父から様々な手ほどきを受け、毎日のように山に出入りし、サバイバル能力もお墨付き。そして、お酒が大好きだった祖父のために磨いた料理の腕も抜群。
そんな彼女はひょんなことから異世界の森に迷い込んでしまう。しかし、持ち前の狩猟知識とタフさ、新たに獲得した不思議なスキルを使って自力で王都までたどり着き、そこで知り合った少女ララと共に大衆酒場『ニホン』を営むことに。
由紀子自身が獲った新鮮な食材を調理した、日本の居酒屋おなじみのメニューは瞬く間に話題となり、隠れた名店へ。国一番の大商家のご隠居やら、繁華街周辺を取り仕切る親分までが常連客となり、由紀子はそんな有力者たちから一目を置かれる存在になる。
美味しい料理があれば。愛嬌のある看板娘たちがいれば。当然、店には個性豊かな異世界の客たちが次々と押し寄せてきて、さらに不思議な縁がつながっていき……?
JK女将・柏野由紀子が営む異世界酒場、本日も満員御礼!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
4
動じない娘さんやなぁ。ミルコがこんなに成長するとは。ラストの竜関係がちょっとご都合主義過ぎるんで冷める。料理も然程美味そうに感じないのでもういいかな。2巻も買っちゃてるんだけど。2021/08/05
ちゃか
3
タイトル通りシリーズ。猟師の祖父に懐いて色々な知識を教わっていたJK柏野由紀子。 友人たちから『野生のJK』なんてあだ名をつけられるくらい没頭していて、部活に所属もせず山に入る日々を送っていた。 そして祖父が亡くなった後、山に残されている罠を回収するために入った彼女は……気がついたら異世界に迷い込んでいた。 2022/08/06
菊地
3
異世界転移シーンやお店を開くまでのアレコレを大胆に飛ばして、「酒場」が出来てから始める構成にしたおかげか「飲食」というテーマにすぐ入れて読み易い。特別優れた部分がある訳じゃないけど、全体的に及第点を取ってくる感じでそれなりに楽しめた。 しかしタイトルにもなっている「野生のJK」という言葉が、エピローグ後にあるオマケ短編まで出てこないとは思わなかったよ。2021/02/20
ぷりん
2
異世界酒場系やけど ちょい思ってたのと違うかな😓2024/05/17
藤原祐樹
0
異世界に転移したJKが酒場を開くというタイトル通りの小説で内容そのものである。酒場を開くまでのストーリーをすっとばして開店してからしばらく経っているのが新しい。盛り上がりに欠けるが日常生活の描写が多く、まったりと読みたい人にはオススメ。2023/02/26
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