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内容説明
私たちが過ごす社会生活において「経済」の占める場所は大きい。そのしくみはいったいどのようなものか。読み解くためのカギは「値段」にある。具体的な生活場面に即しながら、経済学の初歩をやさしく解説。
目次
本書のねらい
プロローグ 昔はおにぎりには値段がなかった
第1章 私たちは値段を頼りに買うしかないのだろうか
1 ものを買うとは何だろう
2 実は買い手は商品のことを知らない
3 なぜ私が来ることをあらかじめ知っているのだろう
4 私たちの眼は二眼レフ
5 値段は経済のキープレーヤー
第2章 経済のあれこれは値段が調整してくれる
第3章 掛かった生産費用を取り戻せるだろうか
1 ものを作るとは何だろう
2 売れないのが最も困る
3 利益を大きくしたい
4 リスクの少ない行動を選択する
5 いよいよ出荷へ
6 値段は生産者の生命線である
第4章 値段が市場で瞬時に決まるしくみとは
1 現実の市場はどういうしくみなのだろう
2 市場には商品も企業も集まってくる
3 卸が市場の要で、売り買いをさばく
4 競り取引で公正な値段を創る
5 市場というしくみを経済学的に考えよう
6 競り(オークション)のしくみとは
7 需要と供給はどのように値段を決めるのだろう
第5章 売り切るには、戦略的に値段を決めるしかない
1 小売店にとって値段とは何だろう
2 店では値段をどう決めるのだろう
3 消費者がどう評価しているか
4 消費者の「お買い得」な値段を探る
5 他店との値段の競争もある
6 値段を売り込む戦略を採る
7 こうして売る値段が決まってくる
第6章 最後の関門、消費者の値段を見る厳しい眼
1 私たちはなぜ、瞬間的に適切な値段かどうか判断できるのか
2 買い物の心理と行動の流れ
3 私たちは必ずしも合理的に判断するわけではない
4 売り手が働きかける買い物心理
5 私たちも経験を積み重ね、直感を磨こう
おまけの章 値段に見えない値段もある
おわりに 経済学の入り口から見えるもの
謝辞
参考文献
感想・レビュー
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Aya Murakami
だまし売りNo
まゆまゆ
23歳男性
namtek