内容説明
とある権力者の指示により、国民的人気アイドルグループ「プリティなでしこ」の第10期メンバーオーディションを受け、グループに潜入した、元警視庁公安部の小田切瑛理。 年齢制限10オーバー、格闘技をたしなみ媚びは売らず(売れず)正義感あふれる彼女が、慣れないアイドル活動に悪戦苦闘しながら、テロリストスパイ捜査を進めていく。 デンジャラスなアイドルの規格外っぷりに笑いが止まらないコメディタッチ爽快小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
10
小田切瑛理(28歳)は潜入捜査のため国民的アイドルグループ「プリティなでしこ」のオーディション(18歳まで)を受ける羽目に。年齢制限を10歳オーバーし、趣味はイスラエルの格闘術クラヴマガと豪語する、こんなアイドル見たことねぇ……。読んでいてスカッとする勧善懲悪であり、アイドル活動に四苦八苦する内容がコメディタッチで非常に面白かったです。特にキャッチフレーズの「殴られたい奴ここに並べ!目を逸らしたらぶちのめすぞ!アイドル界のリーサルウェポン、小田切瑛理です。」に声を出して笑ってしまった。2014/05/08
キングベルⅩ世
8
全然期待してなかったけど、予想外の面白さ。公安がAKBもどきのアイドルグループに潜入して捜査する展開や、文章はライトノベルチックで完全にコメディの世界。ラストはちょっと物足りなさがあるけれど、そこに至るまでのアイドル活動っぷりが面白いので許容範囲。プリなでの曲名も実際にありそうな曲名で笑える。特に「知らんぷりグランプリ」が妙にツボで爆笑した。2015/03/15
彼方
7
国民的アイドルグループ『プリティなでしこ』の第十期メンバーオーディションにテロリストの影。とある権力者の指示により元警視公安部の二十八歳・小田切瑛理がプリなでに潜入捜査するコメディもの。新人アイドルとして悪戦苦闘しながらメンバーをさぐったり、その過程で内心に触れたり…若い子に囲まれ気を緩ませつつ締めるところは締められ、緩急のある潜入捜査×アイドル業界なエンタメでした。表紙のキャラビジュアルもわかりやすいな…と思ったらワダアルコさんか、さすが。ただ最後が駆け足すぎて惜しい…悪い意味でダイナミックな感じで…。2022/01/03
ぺろりん
7
《自分》 とっても読みやすくて、サクサク進みました!! 瑛理のキャッチフレーズには驚きでした!笑2014/07/01
Hika
6
おもしれー!! 最初、男だと思ってた笑違法捜査やばすぎ。。でも何ちゃらクラブ、いいなーやりたい(^o^)アイドルのドロドロも潜入捜査のドキドキも公安も大好き❤︎次巻もあるんだ!勝手にあまちゃんとくっ付けて読んでた。ちなみに友子さんがマメりん。笑2015/09/25