内容説明
満員電車、パソコンやスマホなど、私たちの自律神経は、音、情報などによる刺激や、人と接することによる緊張などで、四六時中大きな負担がかかっています。本書では、「自分を大事にする科学」とも言える、ストレス改善&トラウマケアの最新理論のポリヴェーガル理論をもとにしたワークで、神経とうまくつき合うコツを紹介します。あなたの中に「安心のタネ」を育てましょう。 浅井咲子(あさいさきこ)公認心理師/神経セラピスト 米国ジョン・F・ケネディ大学院にて、カウンセリング心理学修士課程修了。ソマティック・エクスペリエンシング(TM)療法のコンサルタントとしても活動しながら、発達性トラウマ、愛着、解離などによる問題や症状に、内的家族システム療法(IFS)、総括的リソースモデル(CRM)などを取り入れながら神経系に働きかける方法について、全国で講演や講座を実施。著書に『「今ここ」神経系エクササイズ』(梨の木舎)などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫路(ねころ)
19
副交感神経の中にも背側迷走神経、バックスイッチ、腹側迷走神経、フロントスイッチがあることを初めて知った。一旦、交感神経が高ぶると戻すのに時間がかかるため、大変でした。このストレッチや取り組みは参考にします。2024/10/20
saoring٩(๑•ㅂ•)۶
11
軽いタッチ、優しい語り口で、自律神経を整える簡単なワークがたくさん紹介されています。交感神経と副交感神経って聞いたことがあったけど、今は興奮・緊張しっぱなしな人が多く、生命を維持するための最後の防衛手段としてあらゆる機能を低下させるってのは「ぞっ」としました。 ぼーっとする時間を取って身体を温めるとか、変顔したり声を出して顔や喉を動かす簡単なワークばかりです。 冒頭に自分の状態がわかるチェックテストがあるのもよいですね。私はほぼフルコンプ状態から減ってきました。2022/09/16
なこ
7
トラウマケアを専門とする心理師の先生がおすすめしてくれた本。交感神経と副交感神経のバランスを整えることはよく聞きますが、背側腹側副交感神経については初耳で、副交感神経の中でも種類があり育む順番があるんだなと驚きました。ポリヴェーガル理論についてもう少し知っておきたいです。2023/11/22
yoei H
4
身体に感覚を取り戻し、神経系から心の問題を解決していく方法がかわいらしいイラストで具体的に紹介されている。 日常的にリラックスしたいときに取り入れていきたい。2022/02/16
たらこ
4
ポリヴェーガル理論に基づくワーク。まずはやってみよう。2021/03/10