新潮文庫<br> 蟻地獄(新潮文庫)

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新潮文庫
蟻地獄(新潮文庫)

  • 著者名:板倉俊之【著】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 新潮社(2021/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101212418

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内容説明

二村孝次郎(にむらこうじろう)は、親友の修平(しゅうへい)と共に一攫千金を目論み、裏カジノに乗り込む。大金を手に入れたかと思いきや、イカサマは見破られていた。5日後までに300万円を差し出さなければ、人質にとられた修平は殺される。金をつくるため、孝次郎が向かった先は、青木ケ原樹海。19歳の青年は奔る! 地獄から生還するために――。圧倒的筆力で読む者を欺く、超弩級ノンストップ・エンタテインメント!(解説・道尾秀介)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

78
芸人インパルスの板倉さんの著書。普段コントのネタを書いてる方らしく冒頭の描写から物語が転がり始める導入部分が上手く引き込まれる。解説の道尾秀介さんは小説の設定は読者に『それは有り得る』と思わせることができたら、それでいいんですと書かれている。そんなわけないだろうと言う感じと現実的な感じの塩梅が絶妙で面白かった。 現代版走れメロス+カイジ風味!💦2020/05/11

優希

50
面白かったです。次々とどんでん返しが繰り返されるのにドキドキさせられました。余計な描写がない分、物語の本質を楽しめたような気がします。2021/02/13

Junichi Yamaguchi

50
『奇跡の蟻』… 板倉さん初読み。 疾走感のある作品。 いやぁ、芸人さんは文才のある人が多いのかな⁈ デビュー作が他の作品らしいので、探さなくては。。2018/03/04

Akira

40
★★☆ 評判も良くて期待大きかったけど、だるかった。書き方が丁寧すぎるのか。すまぬm(_ _)m2018/10/23

あさうみ

35
「板倉さん?インパルスの?芸人さんでしょう」って少しでも侮ってた自分を殴りたい。期待値を大幅に上回るスリル溢れるエンターテイメントな小説です。闇ギャンブルでイカサマがばれ、親友を人質に300万円を要求される。大金を画策するために翻弄する主人公。その伏線は最後へ繋がる。誰でも陥る社会の“蟻地獄”を粋に書ききった。読んだあと、新刊「月の炎」も買わずにいられなかった…こちらも読むのが楽しみです!2018/04/01

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