山と溪谷社<br> かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学

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山と溪谷社
かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学

  • 著者名:田中修/丹治邦和
  • 価格 ¥1,287(本体¥1,170)
  • 山と溪谷社(2021/02発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635580441

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内容説明

最新の研究で分かった植物の香りのすごさ!

アロマオイルなど、植物から作り出す香りには様々な効果・効能があります。
なぜ、植物は香るのか?
そして、なぜそれがヒトの心と体に作用するのか?

ベストセラー『植物はすごい』(中公新書)の植物学者と気鋭の脳神経学者のコラボによる植物ノンフィクション。
キモクセイやバラ、シソ、ユズなど、なじみのある植物たち全63種類に関して、最新の研究成果に基づき解説します。

第一章 若返りとダイエットの香り
第二章 色香で惑わす官能の香り
第三章 リラックス効果をもたらす身近な香り
第四章 ウイルスや細菌を撃退する香り
第五章 健康を支えてくれる優れものの香り
第六章 万能感半端ない香りといえば...
第七章 ざんねんな香りに秘められた真実
第八章 密かに香って、自分や仲間を守る香り

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

105
身近な植物の香りについて書かれている。植物の香りは様々だ。観賞用の花、葉や実を食べる食用の植物、臭い植物他多数。それらの香りがどのような成分で成り立ち人と香りの関係をとてもわかりやすく解説されているので読みやすかった。臭い香りで挙げられたパクチー(コリアンダー)カメムシ草とも言われるのは嗅いだことのあるかたなら納得。その香りは人によって強く反応する人とそうでない人がいるようで嗅覚の感覚器の遺伝子に関係あるそうだ。自分はやっぱり苦手です。図書館本2021/03/14

すだち

26
植物の香りは癒されますよね。香りを発する理由は外敵から身を守るなど生物学的なものとはいえ、人間の生活や食を豊かにしてくれます。桜餅に桜の葉、刺身には紫蘇もワサビも欠かせません。金木犀は10日しか咲かないのにあの存在感。松や楠はどんな匂いだっけ?この本持ってお散歩に行きたい。「梅は馥郁(ふくいく)とした香り」だそう。美しい言葉ですね。搾る柑橘はどれも好きなのでワクワクしながら読みました。香り成分の名前が、スダチはスダチチン、柚子はユズリンって可愛すぎません?2022/03/05

まさ

23
この本は手元に登場する植物を置いて読みたいなぁ。知っている植物ばかり。読みながら香りを実感してみたい。健康をもたらす香りが多いのはもちろんだけど、若返りとダイエットの香りのグループだったり、官能の香りのグループも。"ざんねんな香り"のグループまで。巻末には植物ごとの香りの成分と主な働きの一覧も掲載。香りは大切ですね。2024/02/26

gururi

17
アロマのように植物の香りをもっと日々の生活に気軽に取り入れていけたら素敵。臭い花たちも面白く読みました。2023/09/07

みさどん

16
植物の持ついろいろな香りの効能や役割を興味深く読めた。香り成分ってかなり分析されている。庭になんとか気持ちのよい香りをさせたいと、香木は植えてきた。ジンチョウゲやローリエ、サルココッカなど。そして、人間はネズミなど動物を使ってたくさんの実験をしているもんだとしみじみする。ミントは確かに除草する方が多くなってきている。でも、草取りするその香りでホッと一息つけるような感じはするのだ。今洗濯物につける強い香り成分があるけれど、あの人工のものも効果ってあるのか、疑問。2024/02/05

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