内容説明
食べた魔物は数知れず。ついに迷宮の最下層、
狂乱の魔術師・シスルの棲家にたどり着いたライオス一行。
彼らを待ち構えていたのは、迷宮最強のーーウサギ!?
ファリンを救うため、迷宮の主となることを決意したライオスは
パーティーの全滅を回避し、シスルを倒すことができるのか。
死闘に次ぐ死闘! 200ページを超える大増量でお送りする第10巻。
毎巻恒例、描き下ろし漫画[モンスターよもやま話]も、もちろん収録。
お楽しみに!!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
152
話が複雑になってくるのはうれしい悲鳴。何回でも読み返せる楽しみができる。台所の決戦はあっという間に全滅寸前。ここからどう逆転するのか。物語は佳境を迎えている。★★★★☆2021/02/18
yoshida
117
迷宮の最深部。遂に狂乱の魔術師との対決。この迷宮の現在の主は、狂乱の魔術師ことシスル。シスルがなぜ迷宮の主となり現在の状況としたか、哀しく苦しい理由が語られる。一度は半身の封印を解かれた有翼獅子も再び封印され、ライオス達はシスルとの厳しい戦いに挑む。最後に光明が示唆される。今回の見所はウサギ狩りと言っても良い。敏捷にいきなり首を刎ねるウサギ。これはウィザードリィで遭遇したなと懐かしく読む。ウィザードリィでは遭遇したら速攻で全体魔法で対処。捕獲は困難。他にもフェニックスを倒して調理等、驚異的な想像力に感嘆。2021/03/07
buchipanda3
100
今回も楽しく読めた。やはり空腹時にカレーの匂いは効果抜群(カレーの名前はえぐいが)。それにしてもライオスの魔物に対する読みは流石だ。そして今巻はゾクッとなるバトルが続く。迷宮の兎のクリティカルヒット!。これはパーティ全滅を覚悟。それに対するマルシルのファインプレー、某有名ダンスが良かった。さらに多彩なドラゴンの団体さん。これはもう一筋縄ではいかないはず。他の面々が集まりつつある。クライマックスが楽しみ。あとマルシルの迷宮探索の目的も判明。なるほどエルフの立場でないと気付きにくいことだと思った。次回も期待。2021/02/27
こも 旧柏バカ一代
84
終わりそうで終わらない。どうなるんだろう? 野郎共とウサギのゾンビダンスが笑っちゃいけないけど笑っちゃう。2021/02/17
Book Lover Mr.Garakuta
74
今回も、堪能出来た。第66・67話のカレーが面白いですね。2021/02/17