角川新書<br> 真実をつかむ 調べて聞いて書く技術

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角川新書
真実をつかむ 調べて聞いて書く技術

  • 著者名:相澤冬樹【著者】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • KADOKAWA(2021/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040823805

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内容説明

森友学園問題(国有地払い下げに首相の関与があったのではないかという疑惑。決裁文書の改竄も発覚した)など、
権力の裏側を暴いてきた記者だが、失敗も挫折もひと一倍多かったという。
取材先から信頼を寄せられるには何が必要なのか?
苦い経験も赤裸々に明かしつつ、その取材手法を全開示する、渾身の体験的ジャーナリズム論!

(目次)
序章 記者の秘密を明かすワケ
第一章 新米記者を育てた先輩の”愛”と上関原発計画
第二章 昭和から平成へ ~時代のはざまで学んだ真実~
第三章 愛する神戸の街は壊滅した
第四章 夢とは違った社会部の現実
第五章 記者を育て、育てられる仕事
第六章 17年前の僕に試された私
第七章 107人の人生を断ち切った大事故とJRの闇
終章 取材は愛

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
記者の秘密を明かすワケ 新米記者を育てた先輩の“愛”:自分で考えろ 恵まれた自分 権力に都合の悪いことを調べ出せ 真実の探し方 昭和から平成へ―時代のはざまで学んだ真実:山口県出身7人の宰相 取材先を引き継ぐ意味 愛する神戸の街は壊滅した:月月火水木金金に酔う 神戸は戦場だった 現場百遍 夢とは違った社会部の現実:あんた、牙をむいたね 記者を育て、育てられる仕事:迷惑かける仕事、嫌われ者の商売 17年前の僕に試された私:人の不幸を取材する意味 大事故とJRの闇:うつの苦しみに沈む 記者に戻る 取材は愛2021/03/21

ひつじパパ

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今は、〝文春砲〟って言って世間的には文藝春秋の記者達の特ダネが目立っているけど、この本に限らず記者達はここまでして対象者と仲良くなってあらゆるネタを拾ってくるんだなぁと感心した。また、朝出夜出、と本当に24時間戦えますか、の世界。体力勝負。私だったら倒れそう。そして人を好きじゃないとやってられない職業だと思う。著者が述べているように「最後に大切なのは人だ。」というのもうなずける。そして「取材先を愛すること」も。2021/04/28

梅201

0
森友学園問題を暴いた相澤冬樹氏がNHK記者時代をふり返る。事件や事故の取材で、どのように関係者を見つけ、信頼関係を結び、情報を取ったか。現場ごとのウラ話が興味深い。また「うつ」に苦しみながら取材をしていた時期があったことには驚いた。「取材は愛」が信条なだけあって人間関係に熱すぎるところもあるのだが、だからこそ自殺した財務省職員・赤木俊夫さんの手記を託されたのだろう。奈良で起きた事件では、捜査員が著者の部下へ送った1本のメールからスクープが生まれる。こういう捜査員と記者の関係もあるんだな。2/27~3/192021/03/21

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