内容説明
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したルチアーナ。前世ではアラサー喪女だったため、「生まれ変わったら、モテモテの人生がいいなぁ」なんて妄想していたけれど。決めた！ 断罪イベントを避けるため、恋愛攻略対象を全員回避で、今世もおとなしく過ごします！ なのに、待って。どうしてみんな寄ってくるの？ おまけに私が世界で一人だけの『世界樹（ユグドラシル）の魔法使い』!? いえいえ、私は絶対にそんな貴重な存在ではありませんから！ もちろん溺愛ルートなんてのも、ありませんからね――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
34
次くるラノベにランクインしたので読んでみる。元喪女だったが乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったのだが。ある事がキッカケに前世の記憶を戻してしまう。そして自身の状況に絶望するのだが、、攻略対象に近づかなければ良いと思い彼女は距離を取るのだが、、攻略対象の1人、公爵家の跡取りラカーシュの妹が死んでしまうと判り。彼女は嫌々ながらラカーシュに近づき魔獣に襲われると教えるが、、日頃の行いが災いして信じてもらえない。それたらと社交的な兄を利用して公爵家のパーティーに参加してラカーシュの妹、セリアを守ろうとするが、、2023/03/01
ぐっち
27
もう何冊目かわからない悪役令嬢ものですが、道化に見せて切れ者でシスコンなお兄さま（右下）がよいなあ。この巻は公爵家長男攻略でしたが、これから王子も参戦するのかな？ちょっと楽しみ…。2021/03/06
わたー
21
★★★★☆次ラノで単行本部門1位をとっていたので気になって読了。乙女ゲー世界の悪役令嬢に転生していたことをゲームの開始1年前に自覚することから始まる、所謂、悪役令嬢モノ。これまでの行いを自省し、自身の破滅に関わっていそうな攻略対象キャラから距離を置こうとするも、ゲーム知識で知っている不幸な未来を放置するのは寝覚めが悪いと、お節介をかける。そのなんともお人好しな主人公には素直に好感が持てた。そんな主人公にあっさり救われて恋に落ちるくっそチョロいヒーローにはちょっぴり呆れたものの、軽く楽しめる作品だったなと。2023/03/08
すがはら
19
斜め上、と言うか多方向に跳ね上がって行った印象。ストーリーの大筋は、転生者である悪役令嬢が不幸を回避しようと頑張ると意図せずにハーレムが形成されていく極めて分かりやすい流れなんですけどね。ゲームでは全く無能でプライドだけ高いように描かれていた侯爵家の兄が実はハイスペックを持て余したビックリな人で、何となく弟もクセモノっぽい予感がするあたりが今後の期待を膨らまさせてくれます。悪役令嬢は鈍感で迂闊なタイプですが空回り具合も笑えて面白く読めました。2022/03/16
ぐっち
18
３巻も買ってきたので再々読。破滅を回避するだけのはずが、侯爵家嫡男・ラカーシュと妹の危機に立ち向かってしまい…。ヒロインがなんだかんだ捨てておけない性格なのと、お兄様がハイスペックすぎて楽しい。2022/04/09
