内容説明
日本料理の味覚や作り方がどんどんわかる本。茶漬け、鍋料理、雑炊、寿司、鰻、鮪、鰹、鮎、河豚....。伝説の天才料理家による、誰も知らない和食の秘密とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
87
稀代の食通と言える著者による一冊です。前半は好物の日本料理のメニューについて、どれだけ美味しいか説き伏してる感じです。後半は食材に対する向き合い方のほか、自身の料理哲学を披露してます。前時代的な側面は、仕方ないにしても、著者の主張する料理のあるべき姿は、普遍的な説得力がありました。この本を読んで、和食の料理人が増える事を期待したいです。2025/05/31
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56
🌟🌟🌟☆☆。茶漬け、鍋、雑炊と俺が最後の晩餐に選択したいメニューについて蘊蓄を綴っている。矢吹申彦氏のとても味わいのあるイラストとの相乗効果で読んでいるだけで腹が減ってくる。その他、魚と寿司についての蘊蓄、和食の極意、おぼえがきと魯山人の「和食」についてのこだわりが「これでもかっ‼️」と言わんばかりに書いてあるが、後半にいくに従いディスりが悪目立ちして、読み終えた時に「この人、すげぇカンジ悪い。」と思ってしまった。2022/09/11
ニッポニア
33
聞き読み。全編にわたり食へのこだわりと、それを伝える表現力、魂が食欲を伴ってささやきかけてくる。章タイトルだけで酒が飲めるのです。鍋さえあれば胃も心もまるくおさまる。夜寒に火を囲んで懐かしい雑炊。鎌倉小坪に揚がるかつおを第一とする。2022/10/28
ようはん
15
お茶漬けは生暖かに冷めたのが1番良い、牡蠣雑炊は海苔を振りかけるのが良い等、魯山人の拘りは現在でも参考になる事は多い。2022/01/29
tetsubun1000mg
11
再読しましたが、イメージとは違って読みやすかった。2024/11/06
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