内容説明
戦争孤児から苦学の末フリーのジャーナリストとなった紘一は、戦後の暗部からやがて「七三一部隊」の闇に引き寄せられていく。真実を追求する過程で逢着した行方不明だった姉の消息。物語は終戦間近の旧満州にさかのぼる。部隊の撤収時に何が起こったのか? そして隅田川の遺体はだれなのか?……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
52
ドキュメントだと思って借りてきたら小説だった。私が、初めて七三一部隊の事を知ったのも松本清張氏の小説だった気がする。戦争は人間を鬼にする。そして、いつの世も犠牲になるのは弱者。日本人として、被害者だったことよりも加害者であったことを忘れてはならない。コロナ禍でウイルス兵器の事実を知るのは怖すぎる。2022/01/13
麻友
2
図書館で借りて読了。やはり題材が731部隊なので読むうちに気持ちが…最後の殺人事件は悲しい結末に…西田は明子と息子・明夫への想い故、他に選ぶ道はなかったのか…2021/07/25
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