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内容説明
世界で実績を残してきた投資家は、将来の動向よりも、企業の実績を重視している。機関投資家が行う一見難しそうな投資アプローチを個人で簡単にできるノウハウに落とし込んだのが本書。機関投資家の投資判断がわかるとともに、10倍株銘柄の選別法、売り時・買い時の見極め方も5つのポイントでわかる画期的な1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
79
難しいです。。。でも、頑張って読みました。2022/01/01
みなみ
20
丁寧に理論立てて説明されていたので、行き当たりばったりの「予想」が駄目なことに納得しつつ読了。セクターや時価総額だけでなく具体的なチェックリストが紹介されており、スクリーニングをする際に参考になりそう。また、ROEがなぜ重要なのか具体的に説明されていて、勉強になった。バークシャー・ハサフェイのポートフォリオなど、初めて知る内容も多くて、興味深い。2024/08/01
Tenouji
12
10倍株、100倍株というのが流行ってるのかもしれませんが、企業の成長モデルが想定してあって、その上で指標がどうなるのかという説明があって、なんだか、これはもう、品質管理だよねw。企業活動を期待値評価を織り込んだ株価で品質管理する、という視点で、とても面白く読めました。2021/03/14
pacino
3
今、東証のバリュエーションを見ると日経平均PER14倍÷PBR1.3倍=ROE11倍といった所。日本企業のROEも上がっている。自社株買い等の財務レバレッジによる物なのかは分からないが。本書をざっと読んだがオリエンタルランドはバリュエーションが高すぎて外れ値だと感じる。マルチプルをROE12%以上、自己資本比率高めでスクリーニング。減益や一時的な悪材料によってPERのレンジ下限でエントリーする、という至ってシンプルな方法。ではスクリーニングされたどの企業に?という部分はアート。定性分析。もう一度読む。2023/06/19
ブック丸
2
長期投資向け。ROEが高水準で財務が良い企業は、株主資本が複利で増えていき、それが株価にも反映されるという考え。そのため、未来を予測するより、過去に安定的に利益を伸ばしていき、今後もそれを維持できそうな会社に投資する。PERやPBRは過去のレンジから、株価の下限と上限の目安となる。一見すると基本的でシンプルな考えだが、府に落ちるように丁寧に説明しているので参考になる。正攻法の投資として、たまに読み返してもいいだろう。一方で、事業ごとのかなり踏み込んだ分析手法等については期待していた高度な内容はなかった。2021/10/10