出版社内容情報
日本唯一の消しゴム版画家と、気鋭の民俗学者が一点突破で、政治から芸能、風俗まで、ポストバブル時代を読む超無差別級対談集
内容説明
日本唯一の消しゴム版画家と、気鋭の民俗学者が一点突破で、政治、経済から事件、スポーツ、芸能までポスト・バブル時代を読み解く。
目次
スッポンポンはなぜエライ?
エイズ論議のここがイケナイ!
何サマの偏差値
なぜかうれしい婚約報道
うれしはずかしドリカム美容室
蘇るテラヤマX 勝手に寺山修司委員会
笑って許して?浩子と淳子
「地球人」よカンボジアをめざせ
Jリーグ、身も心もラテンでオーレ!
選挙も政治もみんなで浮動!〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
18
92年12月から95年11月に渡り、文藝春秋の雑誌『クレア』に連載された、大月隆寛とナンシー関の対談です。この時点で大月隆寛を知ってる人って少数派でしょうね。BSマンガ夜話の司会者をするのが翌96年なのですよね。印象に残ってるのは、たけしの自爆事故、そして角川春樹の逮捕や逸見さんの逝去とかかな、何よりも未だにインパクトがあったのは、阪神・淡路大震災での筑紫哲也の実況中継『温泉場のようです』これは凄かったです。そして『面接の達人』の中谷彰宏の大馬鹿野郎で最高の盛り上がり。「意識高い系」の元祖でゴンス。2024/06/04
SKH
1
NHKBSのオウム特集番組に合わせて再読。オウムの地下鉄サリン事件と阪神淡路大震災をテーマに対談してるから。対談だとナンシーは一歩引く感じになるな、大月隆寛は知識量が尋常じゃないし当然か。2013/01/06
にやり2世
0
ヨコベンのモノマネで一番が岡村くんて言ってくれてありがとーナンシー!2014/07/04
San fairy Ann
0
ちょうど僕が無批判にものごとを吸収していた小学生くらいのころの世の中の出来事が鮮やかに料理されていくのはなんだかとても新鮮なのであった2012/10/14
Ruka Takahashi
0
92年~95年のクレアでの対談をまとめたものらしい。 10年前も、不況だとかマスコミの報道の仕方に難があるとか今と同じようなことしか言ってないのかなぁ、という感じ。 2012/05/19