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内容説明
ビジャレアルの育成改革に日本人女性の凄技。
スペインのフットボールチーム「ビジャレアル」。
欧州リーグ優勝をしたクラブとしても、人気が高い。
ビジャレアルのカンテラ(育成組織)はヨーロッパ及びスペインで
最も堅実な育成機関と評されている。
自前の下部組織からの選手が多勢いることからもわかる。
2014年から、チーム一丸、この育成・指導大改革に携わった著者。
彼女はスペインで初の日本人クラブ監督に就任した経歴もある。
★テーブルは丸テーブルに
★注意するときは「サンドイッチ話法」で
★「こうだよ!」を「どう思う?」の「問い言葉に」
★選手が選手を指導する「学び合い」作戦
★コーチ全員にビデオカメラ。指導法は客観視する、など。
サッカー(フットボール)の指導のみならず、
ビジネスの現場で若手を育成する際に、
学校教育の現場でも、
日常の家庭での教育にも、
置き換えてみれば取り入れ可能なメソッドが多い。
「教えない」ことで「学びの意欲が増す、成長する」。
そのヒントが満載の書である。
(底本 2021年2月発行作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
72
サッカーの強豪、ビジャレアルでの実践記録。ここで述べられているのは、その実践の背景にある考え方と、実践からくる振り返りとその反復。教えない・・・自分で学ぼうとする環境をいかに作るか。環境作りというのは、ある意味、間接的だと思うし時間もかかる。しかし、環境が整うことは、文化にもなる。主語をどこに置くのか?自分自身をどう考えるのか?広がりのある1冊。重要なキーワードが「問いかけ」。2,3年前から、自分の中にある重要なキーワードでもある。いいタイミングで出合うことができて、感謝だ。2022/03/07
ルピナスさん
69
絶対君主的な雰囲気が蔓延し練習量が絶対なバスケ部でアキレス腱になってしまった息子。自らメニューを組み皆から外れて練習中ですが、そんな彼をみて、体力的に疲れ過ぎる練習以外に技術力や認知力等を伸ばす練習の大切さ、何よりバスケを生涯スポーツとして愛していきたいという強い想いを感じています。本書は指導者が学びの機会を創出するファシリテーターに徹し、選手に考える力が育まれ、長期的にみて選手でなくなった時の生き方にも影響を与えるという好循環の実践について触れた本。教育・家庭・仕事、全てに応用したい素晴らしい内容です。2022/10/21
zero1
55
サッカー指導者だけでなく教育や人事、組織の上司に読んで欲しい。⚽プロスポーツ界で引退後の自己破産が多発。チームは人としての育成を軽視してる。著者はビジャレアル(スペイン)での経験を披露。単にトップチームに送り出すだけでなく【持続可能な人材育成】こそ必要。声かけの意味。パワハラをどう防ぐ。3歳児にも判断させる。ただ誉めるのではなく【サンドイッチ話法】を用いる理由。選手を押さえつけず共通認識を。⚽選手を知るため学校とも連携。【沈黙=考えてない】は誤り。年下が戦術を教える。指導者は【支配者】でなく潤滑剤。2024/10/18
ムーミン
38
簡単な言葉と事例で、これまで必要だと言われ続けていた考え方に基づく指導についてまとめられた一冊。簡単に読めて終わりとならないのは、やはり、佐伯氏の世界トップレベルでの実績という裏付けによるもの。本当にスポーツのみならず、学校教育の中の様々場面での意識改革が多くの人たちの中に広がっていって欲しいと思います。2022/04/05
ミライ
32
スペインのフットボールチーム「ビジャレアル(久保健英選手が移籍)」の育成組織の育成術について解説した一冊。日本のサッカー組織と比べる形で、若手選手の育成手法について解説される。タイトルに「教えないスキル」とあるように、ビジャレアルでは基本的に選手の自主性に任せる形で育成が行われておりかなり自由度が高い、日本の硬直的なビジネスの現場にも流用できる内容も多く勉強になった。2021/02/26
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