文芸社文庫<br> 死の刻

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文芸社文庫
死の刻

  • 著者名:麻野涼
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 文芸社(2021/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784286145310

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内容説明

ある日、有名私立進学校の湘南台旭日高校に、学校を爆破するという脅迫電話が入った。犯人はメールで、「明日三月二十五日十四時二十分までに、湘南台旭日高校を破壊しようとしている我々の動機を解明しろ」と指示してきた。校舎には、四百人もの生徒がいる。湘南台警察署は必死の捜査を開始する。犯人の動機は!? 爆破の時刻が迫る──!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tsuyoshi

65
修学旅行先の中国で起きた列車事故で生存者となった生徒が母校に爆破物を仕掛け当時の先生達の対応に対する復讐を果たしていく話。動機や犯人が早々に明らかにされた事や幾ら先生達の対応がまずいとはいえ恩恵も受けていた訳だし、無関係な生徒達を巻き込むのもやり過ぎな感があり、あまり感情移入できず残念だった。2018/06/03

きさらぎ

39
ここでの評判がイマイチなので、覚悟して読んだけれど面白かったです。 初め、修学旅行先での大事故の責任を学校に問うのはどうかと違和感があった。事故なのだから仕方ない。お隣の国のように沈没した船と乗客を置いて逃げたわけじゃないのだから、そこまでやる?と思った。動機と大がかりな事件がアンバランスな印象はあったものの、エピローグで納得。20年前の復讐を今?という理由づけもちゃんとあり、個人的には(先に読んだ)キラーシード<死の刻。2015/05/16

kei@名古屋

25
読書メーターでは、酷評続きの感想ですが、私もこれを面白く読み解けなかった。まだまだ修行が足りないようです。もっと読者としての上級者にならないとなぁ2015/04/07

James Hayashi

22
高校の生徒を人質にとり、校舎を爆破予告しさらに現実に爆破していく犯人。この高校は22年前の中国での修学旅行で多数の死者を出している。犯人は前半で判明し、迫る爆破時刻、動機と脅迫内容の解明に話は進んでいくが、どんでん返しもなくすんなり終わってしまった。冒頭には謎の男女のSM関係や爆破予告など緊迫感のある内容だがなぜか緊張が伝わってこない。いいプロットと感じたが、詰めが甘いのか表面的だけなのかしっくり来なかった。2015/10/23

そのぼん

22
生徒が学校内にいる高校に爆弾が仕掛けられ・・・。というお話でした。悪くはないけど、のめり込めもしなかったかな。何でだろう・・・。さらっと読み終えました。2013/11/17

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