古代史再検証 大化の改新

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古代史再検証 大化の改新

  • 著者名:関裕二
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 廣済堂出版(2021/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784331523018

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内容説明

「大化の改新の真相がわかれば古代史の謎解きはほぼ終わる」
――そう言い切る著者は通説に異を唱え、数々の問題作を世に問うてきた。
では、通説、そして数ある諸説はどういうもので、どこに慧眼や見落としがあるのか。
「日本書紀は嘘をついた」と言い切る根拠とは? 人気歴史作家が日本史最大の謎を再検証する!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はちこう

7
なんと中臣鎌足は〇〇だった。ちょっと眉唾的な内容なのだが、それらしい証拠も書かれていて、もしかしたらその可能性も否定できないように思えた。本書は、我々が知る「乙巳の変」、「大化の改新」を分かり易く書いた後に、著者の研究をベースに新説を展開している。どちらを信じるかは読み手次第ということか。いずれにしても、勝者が書いた歴史書を疑ってかかることは必要だろう。このあと「白村江の戦い」、「壬申の乱」と続編もあるようなので、機会があれば読んでみたい。2022/02/28

そろけん

5
大化の改新は古代史の大転換であったとする日本書紀に記された歴史観はでっち上げだと言う。中臣鎌足は実は百済王(豊璋)で、反百済派の蘇我氏を律令整備という大義名分の元に滅ぼした説。とんでも説かと思いきや筆者が真面目に研究した内容をもとに書かれているので説得力はある。確かに日本書紀の編纂時の最高権力者は藤原不比等ということを考えると父、鎌足が首謀した乙巳の変は改革と言う名の下で正当化せざるを得なかったという考察は間違いではなさそうだ。信じる信じないは自分次第だが、学校で教えられた歴史は全て事実では無い事は事実だ2022/12/10

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